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被災地の家屋を診断して住民の命を守るための支援事業(HuMAT支援)が本格的に始動して1か月。現在、2つの活動地で診断作業を進めており、診断した家屋の数は6,000軒を超えました。

6月末のある日、被害が大きかった被災地の一つであるシンドゥパルチョック郡では、余震で揺れたわけでもないのに、家屋が突然倒壊し、そこにいた老夫婦が下敷きになって亡くなりました。また、ネパール西部のドティ郡でも、連日降り続いた雨のために家が崩れ、逃げ遅れた2名が犠牲となりました。うち1人はまだ小学生でした。このように、地震や雨のために脆弱化した建物が、いきなり人々の命を奪うことがあるのが、ネパールの現実です。

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HuMAT支援の活動地の1つ、カブレパランチョック郡パナウティ市では、現在25人の診断士たちが建物診断を行っています。市の建築担当官は、「HuMAT支援のおかげで、市内の住宅や建物がどのような状態なのか詳細に把握することができるようになりました。それによって得られた知見は、今後私たちが街を建て直していく上でも非常に役立つでしょう。市では、政府が今回改定した建築基準をもとに、住民への建築許可を出す手続をもうすぐ再開しますが、それと共に、ゾーニング(区割り)なども行って、より安全な街づくりに取り組んでいきたいと考えています。」と話してくれました。HuMAT支援は、個々の住民だけでなく、より大きなレベルで、人々の命を守る役割を果たそうとしています。

HuMAT支援では、8月末までに15,000軒の診断を完了する予定です。

◆ 関連リンク

「命を守る家」を建てよう。日本から広げる耐震・防災

◆ バックナンバー

2015.07.27【ネパール地震 第7報】HuMAT支援を実施中です

2015.06.22【ネパール地震 第6報】HuMAT支援とは  

2015.06.08【ネパール地震 第5報】HuMAT支援を開始しました

2015.05.27【ネパール地震 第4報】シェルターキット配布開始

2015.05.03【ネパール地震 第3報】シェルターキットの配布へ

2015.05.01【ネパール地震 第2報】被災者支援のため調整を進めています

2015.04.25【ネパール地震 第1報】現地調査を開始、寄付を受け付けています