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事業地ピッサヌローク県は、屋台が多いことで知られています。フライパンから空中に投げた空芯菜炒めを、離れたところにいるスタッフが皿で見事にキャッチするという「空飛ぶ空芯菜炒め」の屋台も、ピッサヌロークが発祥です。現地の著名な寺院の周囲などでは朝早くから朝食を出す屋台が並び、サラリーマンや学生たちが通勤や登校前に立ち寄って、さっと食事を済ませて出かけて行く光景をよく見かけます。また、夕方になると、それまでは何もなかった駅前や川沿いなどに屋台街が出現し、多くの人々で賑わいます。
そしてタイでは驚くことに、お寿司の屋台も存在します!ピッサヌロークの屋台街では、1貫5バーツ(約15円)程度で販売されており、サーモン、しめ鯖、玉子、とびっ子のような日本でお馴染みのネタもあれば、カニかまぼこやわかめサラダ等、日本ではあまりお寿司にしないようなネタも。わさびが別添えだったり(唐辛子が欠かせないタイ人にとって、わさびの辛さは別物とのこと)、とても甘いマヨネーズがかかっていたりと、日本人にはちょっと珍しい「タイオリジナル」のお寿司を味わうことができます。
それというのも、タイではここ10年ほど日本食がブーム。健康志向の高まりもありますが、それに加え、日本食レストランは清潔でハイブランド、おしゃれというイメージがあるようです。そうは言っても、地元の料理と比べると数倍以上の値段がするため、現地の人にとってはまだまだ高級食の部類に入ります。そんな中、手軽に味わえる日本食として、屋台のお寿司は大人気。代表的な日本食としてタイで広く知れ渡っているため、私が日本人だと分かると、「私もお寿司を食べたことあるよ」と話しかけてくる村の人もいます。
私自身も日本食が恋しくなった時、タイ料理の辛さに疲れた時などには、屋台でお寿司を食べて元気をもらっています。
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