【ｽﾀｯﾌ便り】大船渡の夏、復興の夏

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日本各地で夏祭りが催される8月。もちろん大船渡もその例外ではありません。
　　
8月3日、4日の大船渡の夏祭りを皮切りに、6日、7日に盛町のあんどん七夕祭り、11日に花火大会、14日に越喜来地区の納涼盆踊り、そして19日には赤崎地区の盆踊りと、2週間の間に様々な催しが目白押し。新聞では次々と日程が告知され、大船渡事務所にもどこからともなく誘いが舞い込みます。
　　
昨年は震災後ということで自粛して中止になった夏祭り。今年、地元の人々にとっては念願の再開です。以前、海沿いの中央商店街で行っていた道中踊りは仮設商店街へと場所を移すなどありましたが、音楽に合わせて懐かしそうに踊る市民や見よう見まねでついて行く子どもたちの顔は活気に満ち溢れていました。ハビタットのスタッフも踊りに参加。大船渡が一歩一歩復興へと歩んでいくその息吹を感じ取ることができました。
　　
その2日後に行われた盛町のあんどん七夕祭り。ここではハビタットのスタッフも3週間前から準備を手伝いましたが、山車やお囃子などの細部に宿る伝統を重んじ、それを次世代に伝えようとする地元の真摯な姿に、スタッフ一同感銘を受けました。
　　
今年は例年より多くのお祭りが開催されるとのことで、中には支援団体が主催、共催するものもあるよう。震災の影響でコミュニティが分断されてしまった地域もありますが、お祭りなどをきっかけにつながりが戻り、大船渡復興の追い風となることを願って止みません。　
　　
　　
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