74人が犠牲となった広島土砂災害から1年が経ちました。
ハビタット・ジャパンは、現地の支援団体である一般社団法人広島たすけ隊と協力し、被災した家屋20軒分の床下の汚泥除去などを行ってきました。現地には様々なニーズがありますが、床下浸水した家屋の問題は特に深刻です。梅雨が来て、被災後に一度は乾いていた床下の汚泥の湿度が再び上昇すると、細菌が発生して広がり、居住者の健康を害する恐れがあります。それに加え、細菌の蔓延がシロアリ発生の原因につながり、知らず知らずの間に建物の安全性をも脅かす可能性もあります。
また、ケアが必要なのは家屋など物の被害だけではありません。家族や友人を亡くした人々はもちろん、コミュニティも、多くのものを失いました。広島たすけ隊の代表を務める小宮さんは、「あと3年、あるいは、せめて砂防ダムが完成してここに住む人々が安心して暮らせるようになるまでは寄り添っていきたいです。」と語ります。
ハビタット・ジャパンは、災害発生1年の節目を機に緊急支援を終了しますが、今後は学生支部やボランティアへの呼びかけなどを通じて、広島たすけ隊の活動を引き続きサポートしていきたいと考えています。
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広島たすけ隊ホームページ
http://hiroshimatasuketai55.jimdo.com/
ボランティア募集ページ
http://hiroshimatasuketai55.jimdo.com/ボランティア募集について/
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2014.9.5 【広島 第7報】初動調査報告
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