jrcwp09_nongkonkru community_20110127 (9).jpgメコン川流域の5カ国(タイ、ベトナム、中国、カンボジア、ラオス)で2009年11月に実施されたジミー&ロザリン・カーター ワークプロジェクト(Jimmy & Rosalynn Carter Work Project-Mekong Build 2009:JRCWP09)。5日間に渡って、世界32カ国から約3,000名のボランティアが集い、ホームオーナー家族と共に汗を流したプロジェクトから1年が経過しました。プロジェクトの終了は、5カ国160を超えるホームオーナー家族にとってはそれぞれの新たな生活の始まりでもありましたが、今回はその事業地の1つ、タイ・チェンマイの Nong Kon Kru コミュニティを訪問、82軒の住居とそこで生活を送る家族のその後を追いました。
 
「House」から「Home」へ
jrcwp09_nongkonkru community_20110127 (3).jpgBan Mai Sa Makee(新共同体)!Nong Kon Kru コミュニティで生活を送る82家族のリーダーを務めることになったKumsaen Suon さんは、今年1月にコミュニティセンターで行われた住民集会でコミュニティをこう命名しました。チェンマイ中心部から車で約30分。コミュニティのゲートをくぐり抜けると、まずはじめに目にしたのは、個性あふれる家々。プロジェクト終了時には、全く同一の外観だった82軒。あれから1年。いくつかの家は、すでに増築を行い、別の家では生垣や植物が植えられ、中には自宅でビジネスを始めている家族もいました。どの家族も新生活を自身の力で着実に力強く送っていることを感じました。
 
最大の変化=子供の養育環境
また、この82家族にとって最大の変化であり改善したことの1つに、彼らが子どもたちにとって安全かつ健全な養育環境を手に入れたことがあります。訪問中にも、子どもたちが近所を駆け回る姿や学校から集団下校する姿を目撃し、コミュニティがうまく機能していることを確認しました。ホームオーナーの一人であるChunkumさんは、「コミュニティはみんなの協力の下でとてもうまくいっている。これも、プロジェクト開始前から(ハビタットのSweat Equityという制度を通して)ホームオーナー家族みんなで一緒に準備をしてきた成果だと思う」と語っている通り、Nong Kon Kru には持続的な地域発展が可能な土台ができつつあることを確信する訪問となりました。
 
jrcwp09_nongkonkru community_20110127(4).jpg jrcwp09_nongkonkru community_20110127 (7).jpg jrcwp09_nongkonkru community_20110127 (5).jpg jrcwp09_nongkonkru community_20110127 (6).jpg
 
持続的発展へ向けて
国を越えたメコン川流域でのプロジェクトは、開始から1年、住居建築支援からコミュニティ開発支援へと形を変え、現在も続いています。一過性の支援で終わらないプロジェクト、これがハビタットの目指す支援のかたちであり、そして今年も10月、1週間に渡って、新たなコミュニティ支援のため、米国ワシントンD.C.など6都市でカーターワークプロジェクトが行われました。
 
◆「ジミー&ロザリン・カーター ワークプロジェクト09」関連ページ
閉幕!ジミー&ロザリン・カーター ワークプロジェクト09
【特集】 Japan Hope Builders 奮闘記
【特集】 ヒデ!ジェット・リー!も住居建築
プログラム概要&スケジュール 
 
◆関連プログラム
ネパール・エベレストビルド(2010年10月)
モンゴル・ブルースカイビルド(2010年6月)
インド・グローバルビルド(2008年9月)