4月3、4日の2日間、イベント「2010 SPRING LOVE-春風-未来のためにできること」に出展。東京のど真ん中・渋谷(代々木公園)で"家"を建てました!
  
今回、国立を拠点に地域の人々と身近にある自然素材を使った小屋づくり活動を展開する「Natural House Project」とのコラボが実現、ハイチ被災者支援の一環としてチャリティ・ワークショップを企画しました。
 
当日、満開の桜の中、ワークショップには子供から大人まで世代を超えた様々な人々が参加し、土ブロック作りやレンガに見立てた木製ブロックを積み上げて、普段関わることのない"家づくり"を体験。「家づくりって楽しい!」という多くの声を聞くことができました。また、ハビタット・ジャパンのブースでは、ハイチ被災の報告や写真展示、ハビタットが建てる住居デザインCG動画の上映に加え、現在配布中の住居修繕キットや今後住居建築で使う建築資材も紹介。遠い異国の地ハイチでの活動を身近に感じ、「家の大切さ」を肌で感じることができる、そんなリアルな「建築現場」を演出しました。
 



上段:土ブロック製作の様子、中段:木ブロック積上げの様子、下段:募金の様子
 
一緒に企画・運営を行った学生スタッフ(CC&CClubメンバー)からは、「普段ボランティアに関わりのない人でも、ハイチのために何かしたいと考えている人は意外に多いのですね」といった感想もあり、スタッフにとっても支援の意義を再確認する機会になったようです。家づくりに触れ、家の大切さを知ってもらうことでハイチ復興への支援を呼びかけよう!そんな思いで始まった今回の「家づくりワークショップ」。ハビタットが現地で建築する家とは違いますが、満開の桜の下、自然に触れながらブロックを一段一段積み重ねていく作業には、ハイチが少しずつ、でも着実に復興へ向かい、そこに温かみのある家、家庭、そして未来があってほしいという願いが詰め込まれていました。
  
この2日間を通じて集まりました支援金115,605円は、現地での被災者支援活動に使わせていただきます。皆さまのご支援ありがとうございました。
 
〇イベント「SPRING LOVE」.
音楽やアートなど身近にあるカルチャーの力を通して平和の大切さを伝える春の祭典で、毎年都内で桜が満開となる4月上旬に開催。様々なフィールドで活動を展開するアーティストや団体が参加し、ライブや出展を行います。今年は約2万人が訪れました。