POD Corporationにご協力いただき、7月10日に第4回目のオンラインセミナー「次世代を担う若者育成」を開催しました。
ゲストスピーカーとしてご協力くださったのは、ブランズウィック・グループの佐藤陽一郎さんです。外務省にて企業支援からパキスタンの駐在まで幅広く経験された後、内閣総理大臣秘書官付、ゴールドマン・サックス証券を経て、現在ブランズウィックにて日本での事業拡大に尽力されています。パブリック・セクターとビジネスの双方でキャリアを重ねてきた佐藤さんとのセッションは、学生たちが考えたテーマをもとに、ファシリテーターとなる学生2名が佐藤さんとディスカッションする形式を取りました。テーマは、これから社会に出る学生らしい「#キャリア」、そして全国に広がるキャンパスチャプターだからこその「#コミュニティ」、「#NGO」です。
限られた時間の中で佐藤さんが終始学生に伝えてくださったこと、それは自身の行動に本質的な問いかけを行った上で、大事にする価値観を一貫して持ちながら行動することの大切さ、そして他者を思いやり、受け入れられる社会を築いていくことの大切さです。お話の中で、佐藤さんは2030年の達成目標として国際社会が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」のゴール17( パートナーシップで目標を達成しよう)についても取り上げられました。そして、国際社会が抱える課題は政府や企業、NGOだけでは解決できない課題であるからこそ、組織の壁を越えた連携で目の前の課題に取り組むことが大切だと教えてくれました。これから社会に出る学生たちにとっては、「なぜハビタットの学生支部として活動するのか」その本質的な問いかけから導き出される価値観を大切にすることで、社会に出た後も、より良い社会を築く一助になることができるという心強さに繋がったようでした。
また、参加した学生からは「学生時代に海外の経験がないにも関わらず、海外で活躍されている方のお話を聞くことができ、コロナで海外留学が難しくても、海外で仕事をするチャンスがあるんだと知れて、希望を持つことができた」と、コロナウイルスの影響により経験の機会が減少している今だからこそ、佐藤さんのお話が学生に希望を与えているようでした。
ハビタットでは、「これからの未来を築くのは今の若者たち」そうスローガンを掲げ、国内外でのボランティア活動の実践をはじめ、若者一人一人がリーダーシップを発揮し、より良い未来が築けるようオンラインセミナーなどの開催を通じてリーダーシップの育成に取り組んでいます。スピーカーとして登壇くださった佐藤さんをはじめ、本会の開催にご協力くださるPOD Corporationの皆さま、また参加くださった学生の皆さん、ありがとうございました。5回目となる次回の開催は8月1日に開催(詳細はこちら)を予定しています。キャンパスチャプターに所属する学生の皆さん、奮ってご参加ください。
POD Corporationについて:
人生に豊かさを。やりたい事、好きな事で成功を収め、社会に還元する。PODは東京、ロサンゼルス、ニューヨークをベースに社会的影響力の強いスポーツ、Performance & Arts、アントレプレナーの方々と共に、社会に必要とされる新たな価値創造を目指します。
ホームページ:https://www.pod-corp.com/