POD Corporationにご協力いただき、6月26日に第3回目のオンラインセミナー「次世代を担う若者育成」を開催しました。

ゲストスピーカーとしてご協力くださったのは、2児のお子さんをお持ちの長澤悠子さんです。大学卒業後三菱商事株式会社に新卒入社され、その後海外でMBAを取得した後、マッキンゼーアンドカンパニーに転職、ご長男を出産後に現職のグラクソスミスクライン株式会社に転職され、営業部長を経て、ワクチン事業本部事業本部長としてワクチンのコマーシャル事業をリードされています。

セミナーの前半では、長澤さんより学生時代からのキャリアの変遷そして、ご自身なりのリーダーシップについてお話をいただきました。これから社会に出る学生にとって、仕事を選ぶ際のポイントや、組織内におけるコミュニケーションや信頼関係の構築方法など、さまざまな質問が長澤さんに寄せられました。会の後半では、「性別による生きづらさ」をテーマに、長澤さんと参加した学生とのフリーディスカッションの時間を持ちました。女性がリーダーであることの難しさや、育児と仕事の両立について、また社会がジェンダーギャップをどう解消できるのか、など広範囲にわたり活発な議論をもつことができました。

1時間半に及ぶセミナーで長澤さんが一貫して学生に伝えてくださったこと、それは長澤さんが挙げくてださった大切にしたい座右の銘「一勝九敗」にも表れる通り、失敗や負けを恐れずに、自分らしくそして大胆に、学び挑戦することを大切にされてきたということです。

「女性として、結婚や出産など将来のことを考えて仕事を選び、自分の本当のやりたいことをやれないとゆうのはもったいないことだとわかりました。長澤様のように、いくつかの会社で経歴をつまれ、MBA取得など中々簡単には実行できないことをやっておられて、成功されておられる姿は女性の勇気になると感じました。ありがとうございました」と参加した学生からは感想が寄せられました。女性の社会進出が日本社会で叫ばれる中、ステレオタイプに拘らずに自分らしく、そして大胆に、学び挑戦することで結果を求める長澤さんの姿は、参加した学生にとって身近な社会のロールモデルとなっているようでした。

ハビタットでは、「これからの未来を築くのは今の若者たち」そうスローガンを掲げ、国内外でのボランティア活動の実践をはじめ、若者一人一人がリーダーシップを発揮し、より良い未来が築けるようオンラインセミナーなどの開催を通じてリーダーシップの育成に取り組んでいます。スピーカーとして登壇くださった長澤様をはじめ、本会の開催にご協力くださるPOD Corporationの皆さま、また参加くださった学生の皆さん、ありがとうございました。4回目となる次回の開催は7月10日に開催(詳細はこちら)を予定しています。キャンパスチャプターに所属する学生の皆さん、奮ってご参加ください。

POD Corporationについて:
人生に豊かさを。やりたい事、好きな事で成功を収め、社会に還元する。PODは東京、ロサンゼルス、ニューヨークをベースに社会的影響力の強いスポーツ、Performance & Arts、アントレプレナーの方々と共に、社会に必要とされる新たな価値創造を目指します。
ホームページ:https://www.pod-corp.com/