国内居住支援「プロジェクトホームワークス(PHW)」の⽚付け・清掃⽀援は、6⽉から段階的にスタッフのみで活動を再開しました。しかしスタッフのみかつ少⼈数で出来ることは限られており、ボランティアの協⼒がいかに⼤きなものだったのかを改めて感じています。そんな中、ハビタットの学生支部(キャンパスチャプター)に所属する学生たちの協⼒を得てオンラインでのPHWセミナーを実施しました。このセミナーはPHWの活動に興味を持った関⻄学院⼤学3年の内藤さんより「⻄⽇本の学⽣にもPHWを知ってほしい!」という発信があったことをきっかけに実現しました。

セミナーは内藤さんに加え、運営メンバーとして関東の学⽣3名の協⼒も得ながら6月13日に開催しました。スタッフから学⽣へ、そして学⽣から学⽣へと伝えていく機会となるよう2部構成で開催しました。前半はPHW担当スタッフがボランティアによる活動内容に加えて、PHWの事業についてなぜ支援が必要か、どういう方を支援しているのかを事例を交えてお話しました。

そして、後半では、オンライン上でグループに別れてディスカッションを行いました。「先の見えない片付けにゴールが見えなくなる時があった」「ホームパートナーさんとの関わり方が難しい時もあった」など、運営メンバーの学生がPHWに参加した時に感じた迷いも共有したうえで、「ホームパートナーさんの気持ちの変化など、目には見えないゴールがある」「ただ不要なものを捨ててキレイにするだけじゃなく、安心して幸せに大切なものを残しながら生活するお手伝いをする」といった、自身の気づきや大切にしていることを伝える時間となりました。

参加者からは「活動に対する熱量が伝わった」「参加された方のお話の中で”1回でやりがいを見出せるかというと、必ずしもそうではない。だけど、参加するのとしないのとでは全く違う”という言葉が印象に残った」など、学生という同じ立場にある人の声だからこそ、共感の声が聞かれました。セミナーを終え、発起人となった内藤さんからは「PHWセミナーの後、”絶対参加したい”と言ってくれた人がいたり、単なるお掃除というイメージが変わったという人もいて、知ってみないと分からないことだなと感じました。またある参加者から”自分の団体でもPHWセミナーのようなものをやりたいから、東との繋がりがほしい”という連絡をもらいました。東と西の壁をなくして繋がれば、各キャンパスチャプターによる活動の幅が広がると感じています。コロナ禍である今、オンラインでの交流のハードルが低くなっているので、連携しながら少しづつ頑張りたいです。セミナーをして良かった!私も早くPHWに参加したいです」とコメントが寄せられました。

これまでの活動スタイルを実践できない今、新しい形としてオンラインを生かしてつながり、思いを実現していく学生たちの力は、ハビタット・ジャパンにとっての大きな財産です。全国に広がる52のキャンパスチャプターが一つとなることで、彼らが社会に貢献する新たな機会が生まれるよう、若者の育成に取り組む一方、彼らの協力を得ながら、居住環境の改善を必要とする方を一人でも多く支援できるよう活動して参ります。

◆PHWセミナーの動画はこちら(スタッフによる活動概要を抜粋しています)