ステイホームの今だからこそできることの一つとして、プロとして整理収納サービスを提供する「Our Style」の皆さんにご協力いただき、ハビタット・ジャパンの学生支部「キャンパスチャプター」を対象に初のオンラインセミナー「余白を作ろう~ステイホームの今だから~」を開催しました。
「個人宅を訪問し片付けのお手伝いをすることは精神的にもパワーを使う活動なので、セルフケアをしっかり整えて元気な状態で向かうことがとても大切です」そう話すのは、ライフオーガナイザーを務めるOur Style副代表の木元さんです。本業の傍ら、隙間時間を使ってハビタットの国内居住支援活動「プロジェクトホームワークス」にボランティアとして参加くださっています。「Stay Home(家にいよう)」の今だからこそ「From Home(家からできること)」の一つとして、5月6日、Our Styleの皆さんのご協力のもと、18名の大学生を交えた初のオンラインセミナーが実現しました。
「自分の生活をもう一度見直していく良いきっかけとなりました。部屋の状態は自分の心を映し出し、部屋の状態により自分の精神にも影響が出てくるのではないかということを考えました。コロナウイルスによる影響でおうち時間が増えている今、生活習慣が乱れがちで、ストレスも溜まっていく一方だと思います。しかしこのような時期だからこそ片付けをし、片付けによって自分の生活を快適に、素敵なものにするため、時間がある今だからこそ少しずつ取り組んでいきたいと思いました」、そんな感想が寄せられるなど、片付け方のコツと無理のない整理収納術を伝える中で、片付けは、もの、時間、行動、自分と向き合うこと、つまり「セルフケア(人生と向き合うこと)」であることを伝えていただくことができました。
セルフケアは自身の、そしてより良い世界を築く上で欠かせない実践です。セルフケアが実践できるからこそ、結果として自らに余裕(余白)が生まれ、他者に目を向け行動するきっかけになります。
緊急事態宣言が延長され、ボランティア活動再開にはまだ時間がかかりそうです。しかし自粛生活の今だからこそ、これまで目を向けることができなかった世界に目を向けてみること、自分にできる役割を考える時間を持つことができます。皆さんも片付けを通してセルフケアを実践してみませんか。セミナーの開催に尽力くださったOur Styleの皆さま、ありがとうございました。