秋晴れとなった11月1日(金)、KKRホテル東京(東京・千代田区)でチャリティガラ「ホームカミング」を開催しました。

今年度はインドのヒンドゥー教のお祝い「Diwali(ディワリ)」をテーマに、安心・安全に暮らせる住まいを必要とするインドの家族への支援を呼びかけました。ハビタットがインドで支援を開始したのは、今から36年前の1983年に遡ります。インドはハビタット・フォー・ヒューマニティがアジア太平洋地域で住宅支援に取り組み始めた最初の国です。世界で2番目に多い人口を抱えるインドの経済は著しい発展と共に急速な都市化を遂げている一方、住宅供給が追い付かず、脆弱な住まいでの暮らしを余儀なくされている家族が多くます。また、インフラ整備の遅れから、屋外排泄など衛生問題に深刻な課題を抱えています。こうした住まいに関わる課題に取り組むインドでのプロジェクトをサポートするために、様々な企画を通じてホームカミング参加者へ支援を呼びかけました。

  • 「デジタルテクノロジーと貧困解決」をテーマにマーク・クリフォード氏によるスピーチ

  • シタール演奏者 加藤貞寿さんによる演奏

  • プロジェクト紹介や抽選会、オークションを実施

当日は、ハビタット・フォー・ヒューマニティのグローバルサポーターであるバンク・オブ・アメリカや、メットライフ生命など、多くの企業パートナーをはじめ、日本のインドコミュニティの方々や日頃から活動をお支えくださるサポーターまたそのお知り合いの方など総勢130名近くの方にご参加いただきました。また、サンジェイ・クマール・ヴァルマ駐日インド大使にもご参加いただき、インド政府が掲げる住宅政策についてのお話を頂いたほか、ゲストスピーカーをはじめ、インドの古典楽器、シタール演奏や伝統舞踊を披露し、参加いただいた方々にお楽しみいただきました。

  • ミス・ワールド・ジャパン2016年度日本代表吉川プリヤンカさんも参加

  • 高校生や大学生が当日の運営をボランティアとしてお手伝い

  • サンジェイ・クマール・ヴァルマ駐日インド大使を囲んでの集合写真

会の後半では、プロジェクト紹介やオークション、またハビタット抽選会を行うなど、インドをはじめ国内活動への支援を募ることができました。

ホームカミングを通じてご支援いただいたご寄付は、ハビタットの国内およびインドのプロジェクトのために大切に使わせていただきます。また、この場をお借りしイベントスポンサーであるアディティア・ビルラ・グループをはじめ、抽選会やオークションにアイテムをご寄付くださった企業や個人の皆さま、インドのケララ支援のために実施した「Food for the Soul」キャンペーンにご参加くださったインドレストランおよび企業の方々にお礼を申し上げます。