gotemba2012(6).jpg9月29日、30日の2日間、静岡県御殿場市にある国立中央青少年交流の家で、毎年恒例のCC東西合同ワークショップ(通称、御殿場合宿)を開催しました。通算4回目となる今回は、「交流&理解:ハビタットのつながりを考える2日間」がテーマ。全国の学生支部(CC)などから過去最多の100名を超える学生が参加し、これまで積み重ねてきた活動をいかに広げていくか活発に議論を行いました。
  
初日に行った課題解決ワークでは、交流を目的に他大学の学生同士でチームを結成し、オリジナル創作料理に挑戦。しかし、この課題、味やオリジナリティを追及するだけではなく、「ハビタットらしさ」を料理で表現しなければならない企画で、参加者らは大苦戦。初対面の話しづらさもある中、夕食をかけてなんとかアイデアを出し合い、それぞれの作品を完成させました。発表会では、各チームが独創的な発想を披露。例えば、「Simple, Decent, Affordable」(シンプル・健全・安価)というハビタットの住宅基準を用いて、とびきりシンプルな野菜炒め!を作るチームもあるなど、そのユーモア溢れる料理で互いの仲を温めました。
    
gotemba2012(2).jpg2日目、前日に培ったチームワークの下、ハビタットの「つながり」を生かして、どのように発展的な取組みができるか、企画コンペを行いました。意見交換を繰り返すうち、多くのチームが自然と、支援の輪を全国的に広げていくためには広報活動が大切であると意識。昨年は、この合宿で選ばれた学生企画が実現し、「スリランカ・ビッグビルド」へのボランティア派遣に至った経緯もあり、今年も負けじと、レンガ・リレーなどで競う運動会「ハビリンピック」や、CCが中心となって作成する学生支部ニュースレターなど、啓発や交流を目的とする具体性の高い企画が並びました。
   
ハビタットとして培ってきたつながりの意義を考えた今年の合宿。閉会後も残って、「こんなに関わっていて楽しい活動を、どうしたらもっと広げていけるのだろう」と真剣に議論する姿があるなど、今後が楽しみな2日間となりました。
  
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