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construction_neelasenai_20110613(7).jpg 現地マナー県ニラセネ村では、目下、5軒の住居建築を急ピッチで行っています。太陽が容赦なく照りつけ、海からの強風とともに砂埃も舞い、決して建築条件のよい中ではありませんが、スタッフやホームオーナー、大工や石工らの尽力が作業進展の基盤となっています。
 
6月初旬、ハビタットの支援を受けるホームオーナーとのミーティングを実施。そこで、住居のデザインやスウェット・エクイティ参加について改めて説明を行いました。
 
年齢的にあるいは体力的に、また内戦で傷つき体を思うように動かせないなど、全員が全員、フル参加できるわけではありませんが、ハビタットは、彼らが自分たちの生活を自分たちの力で「建て」直していくための第一ステップとして、可能な限り、ホームオーナーが自分や周囲の家の建築作業に関っていく姿勢を大切にしています。
 
construction_neelasenai_20110613(5).jpgこれまで、ニラセネ村のホームオーナーは積極的に作業に参加。近所のホームオーナー同士で、土台部分の穴掘り作業を助け合う場面も見られました(写真左)。ホームオーナーの一人であるマイルバハナムさん(Mayilvahanam)は、「自分たちの家のことなのだから、この労働参加は当たり前。家族のために良い家を建てたい」と、熱い口調で意気込みを語ってくれました。
 
今後、この5軒は、壁ブロックの積み上げ作業が終わり次第、窓枠、ドア、屋根の取り付けに入っていきます。また現場では同時に、大工や石工を増やし、6軒目以降の建築を進めていく予定です。
  
ハビタット・ジャパンは、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現に向け、長期的な支援活動を行っていきます。
 
 
◆支援状況/現地リポート
2011.05.16 【東部 第2報】ニーズを再調査、住居修繕キットをアップグレード
2011.05.16 【北部 第1報】紛争帰還民支援、ホームオーナー選定を実施
2011.05.02 【東部 第1報】水害被災者への住居修繕・シェルター支援を開始
2011.04.18 【スリランカ】紛争/水害被災者支援がスタート!支援募金受付開始