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3月30日、ハビタット・ジャパンは、欧州連合(EU)と連携して支援物資(毛布1000枚)を栃木県消防学校へ届けました。
  
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写真左から、栃木県消防学校体育館、搬入時の様子(3枚)
 
栃木県は現在、2,689人が避難所生活を送っています(3月25日現在、栃木県調べ)。その多くが福島県からの避難者であり、計2,587人に上ります。毛布は、夜間の厳しい寒さなどから被災者を守りたいとの思いから、EU加盟国の一つであるデンマーク政府によって用意されました。
 
搬入作業は、EU市民保護メカニズム(※1)とハビタット・ジャパンの立会いの下で行われました。消防学校職員より今回の支援に対して感謝の言葉が述べられると、EU市民保護メカニズムのチーム・リーダーは、「支援を必要とする人々のところへ、必要とする物資が行き渡ることを願っています」と話していました。
 
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写真左から、毛布(デンマーク緊急事態管理局のシールが貼られている)、EU市民保護メカニズムのチームリーダーと消防学校職員、ボランティアさんとの集合写真
  
毛布は、栃木県消防学校から栃木市の避難所(大平少年自然の家)、鹿沼市の避難所(鹿沼総合体育館)へ配布されています。
  
※1 EU市民保護メカニズム(European Civil Protection Mechanism):大規模災害に対する支援活動を調整・サポートするための組織。現在、EU加盟国のうち17カ国が、今回の救援活動に対し、物資と資金の両面で支援を行っています。 
 
 
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2011.03.14 【東北支援 第1報】東日本大震災:支援募金受付開始