本年で8年目となるハビタットの最大規模のユースキャンペーンである、Habitat Young Leaders Build 2019が今年も12月5日の国際ボランティアデーを皮切りに、4月までの約5か月間実施されます。『PLAY, LEAD and SHARE』を合言葉に、今年もアジア太平洋地域で一人でも多くの方が、安心して安全に住むことができる、きちんとした住まいを手に入れられるよう、さまざまな活動に取り組んでいきます。

2018年に15周年を迎えたハビタット・ジャパン、また同じく35周年を迎えたアジア太平洋本部にとって、これまでの活動に若いボランティアやサポーターの存在がありました。2018年にはアジア17カ国で430万人もの人々がキャンペーンに参加。2012年の開始以来、1,240万人もの協力で、650万米ドル(7億,000万円)もの支援が集まり、29,000世帯へのより安全で、安心に暮らすことができるきちんとした家を届けることができました。

キャンペーン初日となった12月5日には、ハビタット・ジャパンの学生支部、キャンパスチャプターの学生が、国内居住支援「プロジェクトホームワークス」にボランティアとして参加しました。彼らが訪ねたのは高齢のご夫婦で、ご主人は長年心臓病を患っている状況でした。元々は美術や歴史が好きだったご主人が若いときから貯めた書籍や新聞、雑誌などを、年を重ねることに整理が難しくなり、いつの間にかモノで埋め尽くされる状況になりました。学生ボランティアは高齢のご夫婦に代わって、古本屋その他の書類などをまとめて、リサイクルに出すお手伝いをしました。

その他にも12月15日には、全国の主要都市でキャンパスチャプターの学生が一斉に、全国合同募金活動を実施するほか、2月~3月の春休み期間中、全国の学生支部の学生が、アジア各国での建築ボランティア活動に参加します。今後もSNSなどを通じ学生たちの取組みをお伝えします。

Habitat Young Leaders Buildでは、SNSを通じた啓発活動にも力を入れています。ぜひ応援には TwitterやFacebook、Instagram、#HabitatYLBを付けて、ハビタットのユースキャンペーンにご参加ください。