ジミー&ロザリン・カーター ワークプロジェクト(JRCWP)には、毎回多くの著名人が参加します。
 
近年のJRCWPで最も注目度の高かった著名人と言えば、やはりこの人、ブラピことブラッド・ピット(Brad Pitt)。2006年にインドで開催されたプロジェクトに参加し、脚光を浴びました。
 
そして今年のプロジェクトにも、30名近い著名人が参加。アジア5ヵ国での開催ということもあって、開催国の著名人も多い中、台湾、香港、韓国、インド、スリランカといった周辺の国々や地域で活躍する著名人も参加し、プロジェクトを盛り立てました。
 
そんな中、「ホームオーナー家族と一緒になって家を建てるというのは素晴らしいですね」と話していたのは、元サッカー日本代表の中田英寿(ヒデ)さん。タイ・チェンマイでのプロジェクトに参加してくれました!ヒデさんのアジアでの注目度は現役引退後も高く、ワーク初日などはカメラや報道陣でいっぱい。それには目もくれず、終始自分の仕事を黙々とこなしていたヒデさんでしたが、ゲストというよりも、一人のボランティアとしてホームオーナーのために家を建てようという気持ちが前面に出ていたことが印象的でした。
 



 
また、チェンマイでは、中国のアクション映画俳優ジェット・リー(Jet Li)さんも参加。リーさんは、「壹基金」というチャリティー基金を2008年に設立。「今はこの基金が僕の命。...僕にとって映画はもう趣味にすぎない」と語るほど、社会貢献活動に注力。JRCWP09のあった11月には、ハビタットと壹基金との間でパートナーシップ協定が締結され、壹基金の壹(いち=one)を入れて、'One-Habitat' 活動と名付けられました。2010年、2011年と、昨年大地震に見舞われた四川の復興をハビタット・チャイナとともに支援することが予定されています。
 

 
著名人の存在というものは、その団体や活動の信頼性を高め、また何よりも周りの人々に元気や勇気を与えます。日本からの参加者がヒデさんの存在に勇気付けられたように、現地の人々もまたその国の著名人の参加に勇気付けられたのではないでしょうか。JRCWP09は、そんな意味でも、ハビタットのアジアン・パワーを見せつけた5日間でした。
 
来年のJRCWPはアメリカ。さぁ、どんな著名人が参加するんでしょうね!? 乞うご期待☆
 
 
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