11月15日から20日まで行われるジミー&ロザリン・カーター ワークプロジェクト(JRCWP09)まで残り1週間となりました!
ニューヨークやラスベガスでも、開催を伝える巨大な広告が用意され、本家アメリカでは賑わいを見せています。また、最も多くのボランティアを迎え入れるチェンマイの建築サイトでは、住居の基礎部分の構築や会場の設営といった下準備が大詰めを迎えています。
タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、中国というメコン川流域の5ヵ国をまたいで行われる今年のJRCWP。5ヵ国で166軒の家と希望を建ててくる予定です。貧困住居で生活する人々を支援するだけでなく、この地域に対する住居政策や住居環境全体への変化を促進することがこの一大プロジェクトの狙いです。
今回、ハビタット・ジャパンを通じて参加するボランティアは15名。その多くが社会人で、忙しい合間を縫い、有給休暇なども併せながらの参加も見られます。誰もが、海外でカーター夫妻やその他の著名人、そして何千人というボランティアと触れ合うという期待と、多くの外国人の中で家をともに建てるなんてことが自分にできるのかどうかという不安を抱きながらの出発です。ハビタット・ジャパンからもスタッフ3名が参加します。帰国の後には、それぞれの思いを胸に参加したボランティアたちの驚きと感動をお伝えしたいと思います。ボランティアのみなさん、Von voyage!

タイ・チェンマイ市で建設が予定されている82軒の住居の基礎が完成。住居の脇には、鉄筋をはじめとする資材も用意され、着々と準備が整う。

地域の公民館やボランティアが集う会場も設営され、 あとはボランティアを迎え入れるだけ!
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