第2回アジア太平洋地域ハウジングフォーラムが、9月7日- 9日の日程で、フィリピン、マニラ市にて開催されました。
  
ハビタット・フォー・ヒューマニティ・インターナショナル主催、国際赤十字赤新月社連盟とタグイグ市の共催で行われたこのフォーラムの目的は、スラム地域を生産性のある街の一部に変革する方法を模索し、都市部における住宅建築手法を貧困層に有利に動かした事例と試みの紹介や、都市開発と住宅問題に関わる団体間の効率的な協力体制と革新的な解決策の確立、既存の活動手法に代わり緊急援助と持続可能な再開発のキャップを埋める方法を考えるというものです。
  
今日、世界全体で16億人が適切でない住まいに暮らしています。このうち60%がアジア太平洋地域におり、10億人がスラムで生活しています。これら絶望的な数字こそ、ハビタットの活動を1つ上のレベルへと強化すべき理由であると考えています。
  
2007年にシンガポールで行われた第1回アジア太平洋地域ハウジングフォーラムでは、アジア太平洋地域の住居問題において一般企業などプライベートセクターの役割について協議されました。この結果に従い、今回は、社会福祉、企業、公共機関、学会、国際機関などからの関係者、述べ1000名を集め、3日の期間中、さらに拡大を続ける貧困住宅問題解決における成功事例、解決策やニーズについて話し合われました。