関東の梅雨入りが発表された6月6日、雨天に負けず新宿に集結したのはゴールドマン・サックスの社員ボランティア14名です。ゴールドマン・サックスが毎年行っている社員参加型の地域貢献活動「コミュニティ・チームワークス(CTW)」と、ハビタットの居住支援「プロジェクトホームワークス(PHW)」のコラボレーションが実現しました。チームは、都内の集合住宅に暮らす2世帯の清掃サポートを含む、地域全体への支援を行いました。

当日は、居住支援の内容やその背景にある課題のオリエンテーションを行ったあと、現場に移動し、3つのチームに分かれて活動を行いました。

80代と高齢ながらお一人で暮らす女性の住まいでは、ご本人の手が届かない電球まわりや、腰に負担のかかる浴室の清掃などをお手伝いしました。また、年月の暮らしの中でたまった紙袋や小物などを、ボランティアがご本人の意思を都度丁寧に確認しながら少しずつ捨てるなどし、部屋の片付けを行いました。

もうお一方は、障がいを抱える男性(40代)のお住まいです。長い間掃除のできていなかった台所や浴室を徹底的に清掃しました。また長年使い続け不衛生になってしまった布団の交換も行いました。

PHWの活動では、ボランティアの協力を得ながら、様々な困難を抱え、片付けや掃除ができずに悪化した居住環境で暮らす方へのサポートに取り組んでいます。また各世帯だけでなく、地域全体が、年齢や障がいなどに依らず誰しもにとってより暮らしやすくなるよう支援を行っています。今回も、自治会と協力し、集合住宅の共用廊下の電球交換を行うことで、高齢者の多い集合住宅における、住民だけでは解消し難い地域の課題に取り組むことができました。

ゴールドマン・サックスのご支援と、意欲的でパワフルなボランティアの皆さまのおかげで、2人のホームオーナーを含む地域全体への支援活動を実現することができました。CTWボランティアチームの皆さま、お疲れ様でした!また来年もお待ちしています!