9月2日、一般募集チーム「Japan Hope Builders08-1」がタイ/バンコクでの活動を終了しました。実際に建築作業できた時間は、4日半。全国各地から集まった18名(高校生1名、大学生15名、社会人1名、添乗員1名)が、その限られた時間の中で素晴らしいチームワークを築きながら作業を行いました。
全メンバーがハビタットの活動に初参加!また、初めて会った人たち同士の共同作業ということで、多少の戸惑いや緊張などもありました。それでも作業が始まるとすぐに仲良くなり、まるで全員が以前からの知り合いのような雰囲気になっていました。
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作業2日目の午後には、建築サイトから5分程度の場所にある小学校に訪問。全校生徒と一緒に「だるまさんがころんだ」や縄跳び、サッカー、おりがみなどで遊びました。小学校を訪問した翌日は、週末ということもあり、連日建築サイトに生徒達が遊びに来てくれました。また、日程の後半は、ホームオーナーやお世話になった大工さん、現地のハビタットスタッフ達に渡すための折鶴作りも行いました。日本で友達や家族にも協力してもらって作ってきた折鶴も、カラフルに飾られました。
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そして最終日。チームメンバーからの提案で、チームメンバー全員とスタッフが「I LOVE ? Thailand, Bangkok」と書かれたTシャツを着て最後の仕上げの作業を行いました。この季節にしては珍しく連日の大雨の影響で家を完成することは出来ませんでしたが、支柱も立っていない更地から家作りを始めて、壁を1面終わらせました。セメントも手作り、ワイヤーや道具も手作り、その道具を作る機械まで手作りという、全てが手作りの作業でした。
チームには「最後まで家を完成させたい!」という気持ちがありましたが、家もチームもゼロから作り始めて、この短期間でここまでの家そしてチームを築き上げたのは、参加者一人ひとりの努力と気遣いがあったからこそ。土台作りが中心となった建築作業でしたが、チームも家も良い土台がないと強い家・絆は作れません。その土台をゼロから築いたのです。
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午後には、ハウスデディケーションを行いました。ハウスデディケーションとは、家をハビタットボランティアからホームオーナーに手渡すセレモニー。ドア枠に飾られたテープを、全員が手を重ねてテープカットを行い、壁にはホームオーナー家族からの強い希望もあり、皆の名前を刻みました。
【参加者の感想】
「セメントも道具も、何もかもが手作り。もし手作りじゃなかったら、この床や土台に、どれだけの基礎やワイヤー、いろいろなものが埋められているか分からなかった。手作りだからこそ、自分達が単なる『家』を建てているんじゃないっていう気がする。なにか、もっと『プラスα』な部分を築いているんだって思うんです。」
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★次回募集について: 来春の一般募集チーム「Japan Hope Builders」(2?3月頃活動予定)の募集は、10月以降の案内を予定しています。詳細は決まり次第、HPにてご案内します。普段は個人で参加するのが難しいハビタットの海外住居建築活動(GV)。あなたの参加をお待ちしています!
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