朝8時にホテルを出発したチームJapan Hope Builders 08-1。建築現場のPattun Thaniは、ホテルから高速道路を通って1時間程度の場所にあります。チームの到着を待ちわびていた建築現場には、すでに支柱を立てるための穴が9個掘られていました。
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建築現場でのオリエンテーションを受けた後、Japan Hope Buildersチームにとって初めてのワークに取り掛かりました。まずは、昨晩の大雨で支柱を立てる9つの穴に雨水が溜まってしまったので、その全ての穴から雨水をバケツや空き缶でかき出します。この穴の深さは約1メートル。身をかがめたり、地面に身を伏せて雨水をかき出しても、またすぐに土の中から水が染み出してきます。
フライドライスやチキン、ヤシの実で作ったデザートなど、タイ料理のランチを楽しんだ後は、2チームに分かれての作業。家の土台作りに必要な格子をワイヤーで作ったり、鉄筋のペンキ塗り、セメント作りなどを行いました。私達が日本でよく見かける道路や建築の作業では、セメントをつくる機械があったり、完成された部品などを使われているようですが、バンコクの建築現場では、セメントや土台作りのための材料も、そしてそれを作るための道具も、手作りで行われていました。
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朝から、ものすごい日差しだったのに、夕方16時ごろから、急に雷雨になりました。やはり、雨季の雷雨は凄い!でも、雨が降り始める前に、土台作りに必要なワイヤーの骨組みを12本作り、本日の作業を終了。ホテルへ戻った後は、近くあるショッピングモールの中にあるフードコートで夕食。夕食後は、明日の小学校訪問のためのミーティングと、折鶴作り。この折鶴は、各参加者が事前に折ってきてくれたもので、明日の学校訪問の際にプレゼントする予定です。
【参加者の声】
*エイジ君(大学2年生)
このプログラムに参加したのは、「家を建築する」という重労働に、やりがいや大きな実感を得られやすいのではないかと思ったからです。「ボランティアだからこそ、経験できる」というプログラムに参加したかったのです。普段、日本での生活では時間に追われていることが多いけれど、こちらでは時間を気にせずに、皆で汗を流しながら作業できるのが楽しいと思った。団体での行動になるので、もちろん協調性も大切だし、周囲のチームメンバーたちのやる気に良い影響を受けてると思う。ホームオーナーの家族、とくにお父さんはとても優しくて、毎日会うのが楽しみです。建築現場は少し遠いけれど、日中は、こういう田舎の建築作業、夜のフリータイムはバンコク市内で過ごせるので、メリハリがあっていいですね。
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