一般募集チーム「Japan Hope Builders」が日本に帰国し、次のチーム(ハビタット・ジャパンにとっての初企業チーム)の受け入れ準備のために、タイ北部のチェンマイに来ています。ちょうどチェンマイでハビタット・ジャパンのキャンパスチャプター(大学支部)であるMGU(明治学院大学)チームがチェンマイで活動しているところに合流しました。
 
今回MGUチームが建てているサイトは、チェンマイ市街地中心から車30分程度の場所にあります。20名のチームメンバーで、2家族の家(2軒)を同時に建てています。MGUチームのホームオーナー2家族のうちの片方は、ケーンさん(男性)。なんと19歳。
 
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ケーンさんは中等教育を終了後、経済的理由から進学をあきらめ働き始めました。ケーンさんのお父さんが他界後、お母さんと2人で暮らすことになりましたが、安全に暮らせる家がないために、離れ離れに暮らすことになり、今でも親戚の家に別々に住んでいるそうです。「いつか一緒に暮らそう」。その夢を叶えるため、ハビタットの家に申し込みました。
 
今日は、建築作業の合間に、現地の大工さんにインタビューを行っていました。「あなたにとって、家・家族とは何ですか?」「海外からのボランティアと働くのは、楽しいですか?」というハビタット大学支部らしい質問から、「あなたにとって王様とは、どんな存在ですか?」「趣味はなんですか?」など、タイの文化やプライベートなものまで、多岐にわたる質問に大工さんたちは恥ずかしがりながらも喜んで答えてくれました。
 
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この大工さんたちはハビタットと働くのは今回が初めてだそうですが、「またハビタットと一緒に家を建てたいですか?」と尋ねると、顔をクシャクシャにした笑顔で「もちろん。皆、一生懸命動いてくれているし、皆と働くのは楽しいからね。」と答えていました。
 
MGUチームは12日まで建築作業を行う予定です。
キャンパスチャプターMGU(明治学院大学)の詳細はコチラ(ハビタットMGU HP)