habiken_20080417 (4).jpg2008年4月17日(木)、第二回目となる「ハビタット国際NGO研究会(略称:ハビ研)」が東京・四ツ谷の岐部ホールにて開催されました。この「ハビ研」は、国際NGOであるハビタットの実践的な活動の分析を通じて、社会変革を担う市民運動体であるNGOの解明を目的とした研究会です。
 
新学期の授業が始まり参加者の数は多くなかったものの、キャンパスチャプター(ハビタットの大学生支部)のメンバーから代表者ら10名程度が参加し、アットホームな雰囲気の中でディスカッションなどが行われました。
 
「非営利セクターの数量分析」「世界で活動する日本発の国際NGO・10団体の概要」に関する研究発表が、大学生より報告され、ハビタット・ジャパン茂木事務局長代行による補足や詳細に関する説明などが行われました。
 
habiken_20080417 (9).jpgまた、今回のゲストスピーカーとして、東京大学大学院法学政治学研究科で行政学を専攻されている、白取耕一郎さんをお招きし、「ハビタット・ジャパンの立ち位置と考えうる戦略 - 経験的NGO論 -」と題し、NGO・行政それぞれの特徴や強み・弱み、関連分野の他NGOとの比較、世界のハビタットとの比較などをお話いただきました。
 
2006年にJCWP(ジミーカーター・ワークプロジェクト)に参加して以来、東京大学にてハビタットの活動にも取り組まれる白取さんのお話はとても分かりやすく、同じくハビタットの活動にとりくむ大学生達、ハビタット・ジャパンにとってとても有意義なお話でした。
  
◆ 過去の「ハビ研」(2008年)
第1回 「ハビ研」(ハビタット国際NGO研究会)を開催!