ご無沙汰しております…
そして日々暑いバンコクより、新年明けましておめでとうございます。
今回はハビタットアジア太平洋地域オフィスの年末イベントについてご報告します。
タイ、バンコクでも11月から1月は一年で一番涼しい時期にあたるそうですが、日中の気温は約25度が平均。日本の年末とは一風変わった年越しムードで街中がにぎわっています。
その理由のひとつは、12月5日の王様の誕生日。普段から王様を尊ぶ国で80歳という記念も加わって、前のつきから街中が電飾や王族の写真で飾られたり当日の前後1週間くらいはあらゆる公園やホテルで打ち上げ花火がひっきりなしにみられました。
アジア太平洋オフィスでは年末、クリスマスパーティを兼ねてちょっと特別なオフィスアウティング(スタッフの親睦を深めるためにそろって出かけるというもの)を行いました。
「おいしい料理を注文してオフィスで過ごすのもいいけれど、そのお金を、自分たちのため以外に使ってはどうか。」というスタッフの提案で、ハビタット・タイが今年から建築を始めるスラム地域の幼稚園でパーティーを開くことになりました。
私たちハビタットの一団は、クリスマスランチに使うはずだった資金でプラスチックのカラフルな室内用遊具と、地元のマクドナルドの協力を得て約70人分の昼食セットを携えて幼稚園に到着。2歳から6歳の子どもたちがマクドナルドのスタッフの先導に合わせて踊ったりゲームをしたりしているあいだ、コミュニティの視察に出ました。
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ほんの1時間弱ほどでバンコク市内に着く帰りの車内で、だんだんと高層ビルや立派な家が増えるのを眺めながら、さっきまで居た場所で暮らす人々のことをどれだけの人が知っているのか、と思いをめぐらせていました。地域全体の人口約100人のうち、約100家屋の新築、修繕が決定しています。
良いお年を!
中川みみ
ハビタットアジア太平洋オフィス 
広報部インターン