全国のハビタット・ジャパン学生支部であるキャンパスチャプターの学生が一堂に会し、毎年恒例のCampus Chapter Work Campが9月30日と10月1日の週末に開催されました。今年も北は北海道大学から南は九州福岡大学まで、35のキャンパスチャプターの学生と、これからキャンパスチャプター設立に取り組もうとする大学の学生、約370名が参加し開催されました。

2017年のテーマは『everyone can be a leader!』ハビタットがアジア太平洋地域で毎年12月5日の世界ボランティアデーから行うユースのキャンペーン『Habitat Young Leaders Build』と、そのキャンペーンを通してハビタットが取組むユースリーダーの育成について学び、その後のワークショップでは40チームに分かれて、国際社会で、また地元の地域で貢献できるユースリーダーとはどういう存在なのか、熱い議論が繰り広げられました。


雑賀君(中央)と獨協大学の学生たち

獨協大学のキャンパスチャプターで代表を務める雑賀健太郎君は、一昨年のCCワークキャンプでは、まだこれからキャンパスチャプターを立ち上げることを希望する学生の1人として、たった一人で獨協大学から参加していました。「2年前のワークキャンプの後で、友達を誘って自分の大学にキャンパスチャプターを立ち上げました。それから後輩も少しずつ増えていき、3年目の今年、獨協大学から11人で参加することができました。自分ひとりで参加した2年前から、11倍の仲間が増えたことがうれしく、とても感慨深いワークキャンプとなりました。『everyone can be a leader!』というテーマの通り、参加してくれた仲間や後輩一人ひとりが、自分にだからできることを何か見つけてくれたら嬉しいです」と語ります。

毎年のワークキャンプは、就活を終えた4年生たちの再集結の場にもなっています。彼らはワークキャンプの企画運営だけではなく、2日間に渡り後輩たちの良き相談相手ともなってくれています。一日目の夜には、先輩だからこそ経験してきたことをテーマに、ボランティアの極意や広報の活用方法などを、ワークショップやディスカッション形式で開催し、参加した後輩たちは有意義な夜を過ごしているようでした。

これから各キャンパスチャプターに戻った学生たち一人ひとりが、可能性を無限に拡げ、日本からアジア、そして世界で未来を担うユースリーダーとしての活躍を期待し、ハビタット・ジャパンは今後もユースの育成に努めてまいります。