3月19日、HFHJは日韓友情チャリティコンサート「YOKOHAMA恋愛サミット2006」でブース出展を行った。当日集まったハビタットのボランティアは、6000人を越えた来場者に向けてハビタットの活動や募金を呼びかけ、イベントは大盛況のうちに終了した。
開演前のロビーは来場者で埋め尽くされていて、その間に隙無く一定の間隔を保ったピンクが点在していた。イベントのジャケットを着たハビタットのボランティアは、どこから見ても一目で分かる。それイベント・イメージカラーの蛍光ピンクのインパクトでも、張り上げる声のためでもなく、それぞれのバイタリティが目に付いたからだと思う。
 このボランティアは、関東3CC(青山学院CC・明治学院CC・神田外語大学CC)を中心に合計50名近い有志が集まった。学生のCCメンバーは日ごろのファンドレイジングで培った経験からか、不特定多数の他人にハビタット活動資金を募ることにためらいが無い。必ずしも国際協力や貧困住宅に関心があるとは限らない、日韓出演者のファンの勢いにも怯まず声を上げ微笑みかける。ハビタットのブース以外でも、このバイタリティは大いに活躍を見せた。会場運営に借り出されたボランティアメンバーの仕事は、チケットチェックにともなう資料配布からステージの設営の補佐にまでおよんだ。
 イベントが終結に近づくとともに、運営関係者がハビタットの解散前ミーティングに参加したいと何度も確認してきた。ハビタットのボランティアは、普段であれば有給スタッフを雇うというイベント企画会社関係者に、無給で休日を丸一日中つぶして動き回るバイタリティとフットワークを見せつけた。「彼らなしではこのイベントの成功は無かった。」どうしても、直接伝えたかったのだという。
 CCに入る理由、海外建築を続ける理由、もしくはハビタットでスタッフとして働く理由、コンサートを見に来る理由、コンサートで歌う理由、イベントを企画する理由・・・私達がここに集まったのにはそれぞれ理由がある。それが違っても同じでも私達は集まり、刺激を与えあい、学びあったと思う。ここで私は、イベント収容人数や寄付金の総額では数えられない効果があったことを報告します。
ご参考までに。
 来場者総数:(約6000人)
 HFHJへの寄付金総額:(1,890,684円)
 ハビタットボランティア総数:44名
  青山学院大学CC:15名  明治学院大学CC:9名
  神田外語大学CC:11名  早稲田大学:1名
  ダウケミカル:3名  松下電器:1名  
  HFHJスタッフ:4名     
 ご協力ありがとうございました。