12月16日(土)、東京渋谷区にある「polygon表参道」にて関東の3キャンパスチャプター(Habitat for Humanity KUIS / ハビタットMGU / 青山学院SHANTI SHANTI)主催によるチャリティーイベント「BANGLA?Build A Next Gratified Life And...?」が開催された。当日は、一部(134名)・二部(147名)の合わせて281名の来場者があり、立ち見が出るほどの賑わいで会場は熱気にあふれるものとなった。
■■バングラを味わう■■ DSC_0706-s.JPG
予想以上の来場者に場内が沸きあがる中、「バングラデシュを知る」というコンセプトで、主催メンバーの現地での体験、撮ってきた写真をもとにした現状報告からイベントは始まった。100人以上いた場内は一気に静まり返り、2人に1人が家を持つことが出来ない現状、そしていかにハビタットがその現状と向き合い支援しているのか?皆、真剣に耳を傾けていた。
ゲスト
今回、2組のゲストがイベントに賛同し駆け付けてくれた!!
お笑いコンビ「アミ・ボロロク・ホエ・デシェ・ジェテ・チャイ」(通称アミボロ)
アミボロのアベディンさん(バングラデシュ人)と学さん(日本人)はバングラデシュ人と日本人の絶妙なかけあいが魅力のお笑いコンビで、バングラデシュ人の視点から日本社会を捉え、皮肉を交えて笑いに変えるスタイルで場内に大きな笑いを巻き起こしていた。(本当に笑えました!)
バングラデシュ人写真家 アニスル・ラハマン氏
イベント開催日はバングラデシュの独立記念日(戦勝記念日)にあたり、トークイベント冒頭、参加者全員で黙祷を行った。その後、バングラデシュ国旗の意味、文化・伝統の大切さについて、伝統的な遊び「こま回し」等の実演も交えてお話頂いた。アニスルさんは、「若者にはバングラデシュへ行く前にもっともっと現地のことを知ってほしい」と感じているといい、今回のイベントがその一助になっていると真剣な中にもユーモアを交え話してくれた。
DSC_0565-s.JPG ゲストとのふれあいの他に、主催メンバーが現地で直接仕入れてきた民芸品の販売、会場内の壁にはアニスルさんの写真が飾られ、そして来場者全員にチャイとクレープが振舞われた。まさに「触れて」「見て」「食べて」バングラデシュを味わう一日となった。
※当日の様子は、パブリックジャーナリスト 山本宏樹氏にも取材して頂きました。そちらもご覧下さい。
■■現地からのメッセージ■■
イベントの最後にハビタット バングラデシュオフィスでボランティア受入れをサポートしてくれるプリンス・サンジェイ(Mr. Prince Sanjay)から「是非一度、我が国バングラデシュを訪れてほしい.。・・・家を必要としている人々のために何か行動を起こしてほしい。」とのメッセージが映像で流れた。「出来ることから始めたい。」と改めて思える貴重な一日となった。
■■収益金■■
イベントと表参道・渋谷・二子玉川にて同時開催された街頭募金の収益金は、来春、Habitat for Humanity KUISおよびハビタットMGUが参加を予定しているグローバルヴィレッジプログラム(GV)で現地を訪問した際、建築費(一軒あたり約15万円)として現地ハビタットオフィスに全額手渡される。 以下、収益金詳細です。
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◆バングラデシュへの寄付金総額:614,711円 
 ◇内訳◇
  ★チケット代: 407,000円 (281名) ※一部軽食をご用意できなかった方々には1,000円を頂きました。
  ★工芸品販売: 34,830円 ※仕入費用込み
  ★Brick by Brick: 17,100円
  ★当日寄付: 8,894円
  ★街頭募金: 146,887円+16米?、10カナダ?
※表参道...50,890円/渋谷...12,600円/二子玉川...83,397円+16米?、10カナダ?
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