ハビタットのロゴが新しくなりました。
新しいロゴは「ミッション」、又は使命感を象徴し、ブランドを高めるデザインとなっている。ロゴを新しくした事によって、世界中のハビタットオフィスより同じイメージを人々に提供できる。
ハビタットアジア・パシフィックの副社長、スティーブ・ウィアはこう言っている。「ハビタットははっきりとしたミッション、献身的なパートナーたち、世に認められた名を持っている。とても恵まれている。同じロゴを各国で使うことによって、全国に散らばったハビタットを統一できる。」
以前のロゴは、人が腕を繋げ上げて家の形を描いていた。だが、他社のロゴに似ていて、登録は困難だった。ロゴを登録したいために、現在のロゴの形に至たった。ロゴは緑と青を使い、三人の人が支え合いながら家の屋根を持ち上げている。
「ロゴが新しくなっても、変わらない物が一つある。それはハビタットのミッション:助けが必要な家族たちと共に、シンプルで頑丈な家を建てていくことだ。」
ハビタットの係長ポール・レオナルドによると、「新しいロゴはボランティア精神と、協力し合う村の人々の心を象徴している。角は丸く描くことによって、ハビタットは平和を探し求めている、心の温かいパートナたちで築き上げられていることが伝わる。」
ハビタットの屋根の下では様々な人種、年齢、宗教が一つになり、家を建てる作業に協力し合う。これもハビタットのミッションである。
ロゴの新制は、ハビタットの支部や各国内事務所が提案、後にハビタットのインターナショナル・デザイングループが様々な文化の交流やハビタットの使命、目的、考えを表してくれるロゴを制作した。
インター・ブランド(ロゴを評価する会社)が調査したとところ、ハビタットのロゴの価値は二十億ドル(約二千億円)である。調査した九十%の人は新しいロゴを知っていたが、それに比べて、昔のロゴは十%しか知られていなかった。
「ハビタットが結成してから二十九年。これまでは、各支部が自由にロゴを選び、ハビタットを広めてきた。しっかりとしたブランドの同一性が無かったので、今回はハビタットのロゴを一つに決め、どこの国でも同じイメージを保てるようにしたい。」とウィア氏は言う。
2006年でハビタットは三十周年記念を迎える。その上、今年の八月、アメリカ・テネシーで二十万件目の家が完成される。そこに住むのは、百万人目の人でもある。ハビタットが確実に大きくなるにつれ、各国にある支部を一つに繋げるロゴが必要だ。
これで、ハビタットはトレードマークを手にし、まだ存在を知ってもらえていない人たちに、「Habitat for Humanity」とわたしたちの使命をロゴで伝わるように活用させたい。