物流不動産のリーディング・グローバル・プロバイダーであるプロロジス社は、2013年より毎年5月に世界中で全社をあげて地域に貢献するボランティア活動を実施しています。これをIMPACT DAYと呼んでいます。毎年この日のために、アメリカをはじめ世界各国のプロロジス社は、各国のハビタットとボランティア活動を協働で実施してきました。
今年のIMPACT DAY は5月19日。プロロジス社日本法人は、ハビタット・ジャパンと初めて協働し支援活動を行いました。
当日はプロロジス、およびプロロジス・リート・マネジメント社員の計103名が参加。その中にはプロロジス社日本法人の代表取締役社長である山田御酒氏、またヨーロッパ・アジアCEOの Gary Anderson氏も参加され、一緒に汗を流しながら活動を行いました。
ハビタット・ジャパンは、これまでいくつかの児童養護施設の住まいの環境改善の活動を行ってきました。今回はその中でも最も大きい施設である北区赤羽にある星美ホームでの活動となりました。
星美ホームは、広大な敷地を擁し90名以上の子どもたちが暮らしています。しかし建物は1960年の建設で、老朽化が進み管理やメンテナンスに困難を抱えていました。子どもたちの暮らしの場の環境改善は必要ですが、実現するにはたくさんのマンパワーを必要とします。そこで、ハビタット・ジャパンとプロロジスの連携支援が計画されました。
実際に作業を洗い出していくと、汚れや傷みが目立つ内壁・外壁のペンキ塗り替え、錆びついた遊具の塗装、敷地内の草むしりや樹木の剪定、建物全体の窓の清掃、排水溝の清掃などたくさんのニーズが浮かび上がりました。
そこで、プロロジス社からは100名以上のボランティア社員の参加が見込まれることから、15のグループに分かれて、支援活動を行うこととしました。
ボランティア活動当日は、プロロジス社が大切にするImpact(インパクト、効果)を生み出すため、グループごとに目標設定や振り返りを行うなど、単なる「作業」ではなく、効率を考え、グループの結束や交流も大事にしながら活動を実施。その結果、ほぼすべての活動を予定通り完了することができました。作業終了の頃にはちょうど子どもたちが帰宅する時間となり、準備していたおやつを配って交流することもできました。
関わったすべての人にとってインパクトのある一日となったようです。
ハビタット・ジャパンはこれからも、プロロジス社はじめ多くの企業サポーターとともに、「住まい」を少しでも安全で安心できる場所にするための活動を継続していきます。