11月30日、ハビタット・ジャパンとリクルート住まいカンパニー(RSC)との共催で、学生に向けたワークショップが開催されました。テーマは「動かす」ワークショップで、学生としてイベントを企画するとき、いかにして企業を巻き込み「動かす」ことができるか、ということをテーマに開催されました。イベントにはRSCの社員の方々が参加し、学生の企画立案の最中やその企画についてのプレゼンに至るまで、様々なことに対してアドバイスをいただきました。

参加した学生からは、「今後の活動にとても活かせる、新鮮な内容のワークショップでした」といった声や「今回のワークショップが、企業との関わり方を考える良いきっかけになりそうです」といったポジティブな感想が多く寄せられました。

その中でも今回は、日本大学の学生支部(Ala-N)のメンバーで、当日のグループを代表してRSCの執行役員の方に対してプレゼンをしてくれた、金井浩太郎くんの感想を皆さんにお伝えします。

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今回のイベントに参加したキッカケは現在、所属しているハビタットの学生支部として社会人の方と関わる機会がなかなか無いということもあって、社会人と学生が繋がれるイベントを開催すると聞いたときすぐ応募しました。

リクルートさんが開催してくださった内容が協賛を企業からいただくためのノウハウということで直接社員の方からプレゼンを聞けました。また、その後のグループごとでの企画を仕立てる段階やプレゼンで企画を発表した後に細かい部分までアドバイスをいただけたことを嬉しく思いました。そして最後には僕たちのグループがみんなの代表としてRSCの執行役員の方に直接プレゼンをする機会をいただけました。

 

ワークショップが始まり、まず最初に気づかされた点は社員さんのプレゼンの仕方に目を奪われました。社会人の方が学生目線と社会人目線の両方を使い分けて時に身近に、時に距離を置いて話す。砕けすぎず硬すぎずバランスが素晴らしかったです。イベント終了後に「魅力を伝えるために意識していることは何ですか?」と伺ったところ、「感情を出して話す」と言い、「嬉しい」、「楽しい」、「苦しい」、「つらい」といった感情を出すことが秘訣だと教えてくれて、自分も代表という立場にある身としてとても参考になりました。また、イベント協賛をもらうために自分たちの団体、来場者、協賛をいただきたい企業の3方の立場を考えることが大切だとおっしゃっていました。そして最後に大切なことは「熱意があるかどうかだ」と語ってくれました。

全体を通して学び感じたことは自分の団体にしかない強みをよく知ること。ボランティア団体に所属している僕らにはイベントを企画するときもボランティアをしているときも相手の立場になって考えて行動するということが何より大切だということに改めて気づかされました。

これからも社会人と学生が関われるような機会が増えてほしいと思います。そして学び感じたことをこれからの活動に活かしていきたいと思います。