児童養護施設「バット博士記念ホーム」で、サンゴバン株式会社の支援による「ビオトープ」が完成しました。本支援は、子ども達の健全な成長を後押しする環境整備の一環として実現しました。
施設の敷地内には、生き物を育てたいという子どもたちの思いを受けて、数年前に職員が手作りで池を設置しましたが、生き物が育ちにくく、新しい池の設置を希望していました。そこで、こうした子ども達の想いを受けて、サンゴバンがビオトープ設置に賛同し、設置に向けてご協力くださいました。
6月6日には、サンゴバンの社員11名が施設を訪問し、専門家の指導のもと、花壇だった場所をビオトープへと生まれ変わらせる作業に汗を流しました。そして、3日後の9日、ついにビオトープが完成しました。学校から戻ってきた子ども達が完成したビオトープに集まると、「わー、きれい!水が溢れないのが不思議だね」、「ワイルドになったね!」と沢山の歓声が上がりました。そして、子どもたち一人ひとりがビオトープの周りに花を植え付け、喜びを分かち合いました。
子ども達の健全な育成を後押ししていくためには、施設職員の声に耳を傾け、ニーズを知り、その上で、支援を実施していくには、企業や協力者の皆さんの賛同と協力が不可欠です。サンゴバンの皆さまがお寄せくださった温かいご支援に心から感謝申し上げます。