キャンパスチャプターに所属する学生たちによって引き継がれてきた「Step to Peace(STP)」プロジェクトが今夏ボランティアチームを発足、ハビタットの 「グローバル・ビレッジ (GV: Global Village)」を通じて、インドネシの住居建築支援に参加し、「家」を建てる仲間を募集しています。日本全国から集まる若者と共に、世界に一歩を踏み出してみませんか。


グローバル・ビレッジ (GV: Global Village)」は、世界70の国で活動する国際NGOハビタット・フォー・ヒューマニティ・インターナショナルが取り組む住居建築支援にボランティアとして参加できる海外建築ボランティアです。GVへの参加は原則チーム単位、派遣される国と時期が決まると、チームで支援地に赴き、ハビタットの一員として現地が取り組む住居建築支援に参加します。GVの特徴は、建築のスキルがない一般の方でも参加できること。現場スタッフが丁寧に作業内容を説明し、安全を第一に建築作業を進めていくことができます。そして、ボランティアは、現地の家族そして地域の人々と”共”に家を建てることで、新たな気づきや学びを持つことができるプログラムです。建築活動や交流を通じて、多くのボランティアは「家」の価値を見つめなおすと共に、現地の生活に触れ、話を聞くことで、住まいの支援が必要となる背景や地域が抱える社会課題を知ることが出来ます。一方、現地の家族や地域の人々にとっては、家を建てるプロセスそのものに主体的に参加することで尊厳を高め、ボランティアとの協働が連帯感や地域への愛着を育む、GVはハビタットの理念を実現するために掲げたミッション「手を取りあい、家、コミュニティ、希望を築く」を体現した活動です。

STPプロジェクトは、世界の問題への関心を高め、“国際協力への一歩”として行動に移せる若者を増やしていきたいという想いから、2012年にキャンパスチャプターの学生たちが企画・発足しました。以来、STPプロジェクトを牽引するキャンパスチャプターの代表学生は世代交代を繰り返しながらも新しい世代へと受け繋がれ、今夏もチームが発足。インドネシアで家を建てる仲間を募集しています。

活動先は、インドネシアの古都として知られるジョグジャカルタ特別州です。ボロブドゥール寺院遺跡群やプランバナン寺院群といった、二つの世界遺産が残される観光地としても知られています。STPの一員として、観光では訪れないインドネシアのコミュニティを訪問し家を建て、建築活動前後や合間のフリータイムには、世界遺産を訪問し、現地の歴史や文化に触れてみませんか。

「GVに参加してみたい!」という個人の方をはじめ、「海外でボランティアをしてみたい」、「何か新しいことに挑戦してみたい」そんな思いを抱く学生をはじめとした若者の参加をお待ちしています。詳細・お申込みはこちら、もしくはハビタット・ジャパン事務局までお問合せください。

【STP活動予定】
●派遣地:インドネシア、ジョグジャカルタ
●派遣期間:2025年8月17日~29日
●建築日数:6日間(その他は、現地の文化や歴史を学ぶ観光を行います)
●派遣人数:20名程度
●対象:派遣時点で18歳~25歳の高校生除く学生、社会人
●参加者受付〆切:45日前もしくは航空券取得まで

※GVに掛かる費用はこちら(P15参照)をご覧ください。
※詳細については、こちらよりSTPリーダーにお問合せをお願いいたします。