2024年119日、日本エー・エス・エム株式会社(ASM)の社員18名とハビタットの学生団体である「キャンパスチャプター」に所属する学生11名が合同で、児童養護施設「バット博士記念ホーム」の周辺のゴミ拾いボランティアを行いました。

バット博士記念ホームは、東京都町田市にある児童養護施設です。これまで施設修繕の一環として、ハビタットは多摩地域に本社を置くASMに協力いただきながら、施設の環境整備に取り組んできました。今回は、同社と協働で、バット博士記念ホームとその周辺のコミュニティに広く貢献できる活動を模索する中、キャンパスチャプターの学生を交えた地域のゴミ拾いボランティアが実現しました。

活動当日、晴天のもと、バット博士記念ホームから徒歩10分ほどの場所に位置する忠生スポーツ公園にボランティアが集結しました。ASMの社員の方と学生がチームを組み、それぞれのチームで異なるルートを通り、バット博士記念ホームまで向かい、再び公園に戻るまでの道のりを清掃する活動です。活動では、ゴミ拾いを通じて地域に貢献するだけでなく、子どもたちの養育に欠かせない児童養護施設の現況や課題をボランティアの皆さんに知ってもらうために、バット博士記念ホームに立ち寄り、職員の林さんからお話を伺う機会を持ちました。

2時間の活動を終え、出発地点の忠生スポーツ公園に集合した時には、どのチームも大きいゴミ袋が満杯になるほどのゴミを拾い集めていました。最後は、学生の提案で実施した歩きながら地図上に描いた「ハートアート」を完成させ、表彰を行い、活動は終了となりました。学生からは、「楽しかった」「普段あまり関わることのできない社会人の方と交流することができただけではなく、企画を通して児童養護施設についてより知識を深めることができた」「社会人の方に、働き方や考え方など多くの価値観を共有して頂けた」などの声が聞かれました。

ハビタットは現在、バット博士記念ホームに住む子どもたちが、自由に工作などが楽しめる「クラフトルーム」の建設プロジェクトを進めており、ASMは本プロジェクトをご支援くださる企業の一つです。継続して当施設でのハビタットのプロジェクトにご支援くださる日本エー・エス・エムの皆さまに、心より感謝申し上げます。