あらゆる人々が等しく適切な住まいを確保できるよう、ハビタット・フォー・ヒューマニティは、地域、国、および世界規模で政策変更を求める新たなグローバルキャンペーン「Home Equals (すべてに公平な住まいを)」を立ち上げました。

今もなお、世界には10億人以上の人々が貧民街やスラムといった不適切な居住環境での暮らしを余儀なくされています。そして、多くの人が水や衛生、また電気といったインフラが整備されていない生活を送り、突如として住まいを追われるかもしれない不安や、気候変動によって洪水が起きるかもしれないという恐怖の中で暮らしています。

不適切な居住環境の暮らしとは・・・

  • 不衛生な水を使った暮らしは、時に命にかかわる病気を発症するリスクを意味します。
  • 土地の権利を持たない暮らしは、立ち退きの恐怖に怯えながら暮らすことを意味します。
  • 災害の多い地域にある粗末な家は、気候変動に対してより脆弱であることを意味します。
  • 市民参加が制限されている地域では、そこに暮らす人たちの声が反映されないことを意味します。

不適切な住環境の暮らしを改善することは、雇用や健康、また教育の機会が生まれることに等しく、健全な未来を築く基盤です。都市化が進むことで、不適切な居住環境に暮らす人口は増えていくと予測されています。こうした問題に対応していくためには、私たち一人ひとりが問題に目を向け、声を上げ、共に世界を変えていく必要があります。

「Home Equals (すべてに公平な住まいを)」キャンペーンにご参加ください

「Home Equals (すべてに公平な住まいを)」キャンぺーンを通じて、ハビタット・フォー・ヒューマニティは、今後5年間、誰もが安心、安全に暮らせる「住まい」を持てるよう、あらゆる人が等しく適切な住宅を確保できるよう地域、国、および世界規模で政策変更を求めていきます。

「住まい」、それは安心、安全であり、健康であり、全ての人にとってより良い未来を築く礎(いしずえ)です。「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を実現するために、『Home Equals』キャンペーンに賛同ください。キャンペーンへの賛同はこちら(英語)。