10月の第一月曜日は「世界ハビタット・デー」です。35年以上前、国連総会は、「すべての人は適切な場所に住む権利がある」という考えを広めるために、10月の第1月曜日を「世界ハビタット・デー」と定めました。

9月29日の夜、ラーム・エマニュエル駐日米国大使と大使夫人のエイミー・ルール氏ご主催のもと、アメリカ大使公邸にて「世界ハビタット・デー」を祝うネットワーキングイベントが開催されました。コロナ禍でボランティア活動などを自粛せざるを得なかったハビタットの学生ボランティアたちのために、新たな学びの機会を創出されたいという大使夫人の呼びかけのもと、ハビタットの活動にご支援くださる企業の方が参集し、学生ボランティアと社会人総勢約130名が集まるネットワーキングイベントが実現しました。

学生と社会人が、ハビタットを通じたそれぞれの社会貢献の取り組みを共有することで、きちんとした住まいの重要性を再確認すると共に、より良い世界を築くためには、ユースリーダーの育成が欠かせないことを再認識するイベントとなりました。

ハビタットは住まいを専門とする国際NGOとして、多くの企業や団体、また学生と協力しあい、住まいの支援に取り組んでいます。特に日本からは、多くの大学生が「グローバル・ビレッジ」プログラムを通じてアジア各国を訪れ、ハビタットが取り組む住宅の建築支援活動にボランティアとして参加しています。本イベントの終わりに、エマニュエル大使は、人に奉仕する大切さとその精神が次の世代へと受け継がれることで未来が築かれるという言葉を学生たちに述べられました。参加した学生は、「こうした素晴らしい機会を通じて、仲間と共に行動する大きな勇気をいただきました。自分の可能性を信じて挑戦していきたいです。」と語りました。

  • 学生代表によるスピーチ

  • ネットワーキング

  • 駐日米国大使公邸

現在ハビタットでは、海外建築ボランティア「グローバル・ビレッジプログラム」の再開に向けて準備を進めています。志ある学生ボランティアたちが世界で活躍できるよう、ハビタットの若者育成にご支援・ご協力をお願いいたします。ご支援はこちらをご覧ください。

エマニュエル大使、大使夫人エイミー・ルール氏とハビタットの学生たち

※写真:在日米国大使館提供