海外での建築ボランティア活動をはじめ、国内でのファンドレイズや啓発活動に取り組むことで貧困住居問題の解消を目指すハビタット・ジャパンの学生支部(CC: Campus Chapter)が、今夏海外建築ボランティアプログラム(GV: Global Village Program)に参加したGVチームを対象に、Twitterを使った全国GVフォトコンテストを開催しました。 初の試みとなりましたが、学生支部間のネットワークを生かし、今夏GVに参加した30チーム中22チームがコンテストにエントリーしました。エントリーされた写真は、それぞれのチームが作り上げたGVがどんなプログラムだったのか、ぞれぞれの特徴を現す一枚となりました。この中から、トーナメント形式で一般投票が行われ優秀作品が選出されました。迎えた決勝戦、合計560票もの中から選ばれた優秀作品は、中央大学の"C-Habitat"が撮影した一枚(添付の写真)、写真のタイトルは「言葉の壁なんてありません」です。そのタイトル通り、写真からは現地の子どもたちとGVに参加したメンバーが抱き合い、心を通わせている様子が伝わってきます。 全国GVフォトコンテストを企画した立命館大学のCC"Tomsawyer"に所属する田中さんは、企画背景を「まず、私達が参加しているGVという活動の魅力を写真で伝えたいという思いからこの企画が生まれました。初めは写真展を考えていましたが、関西以外の遠方のCCもあり、全員が関わることのできるイベントの開催が難しいと感じていました。そこでまずはSNSを使った広報活動を通して全国の仲間と繋がる方法を考えました。また、GVを知らない人にとっては、このコンテストを機に、全国の学生が一丸となって活動する様子を知ることができるのではないかと思いGVフォトコンテストを企画しました」と話します。 約21日間にわたり行われたフォトコンテストでは、総数2,520票もの参加をいただきました。写真から見えるとおり、国際協力の魅力は、その活動内容そのものだけでなく、現地の人々との関わりの中にもあります。その楽しさを伝えることもキャンパスチャプターの1つの大切な役割として、大きな注目を集めたことができました。 ◆GVフォトコンテスト(Twitter)の開催ページはこちら。 ◆GVフォトコンテストの優勝作品C-Habitatへのインタビューはこちら
【ユース】全国GVフォトコンテスト 写真で伝える国際協力の魅力
2016/12/21