ハビタットでは、今年も125日の国際ボランティアデーを皮切りに「ハビタット・ヤング・リーダーズ・ビルド(Habitat Youngeaders Build」を開催します。このキャンペーンは、12月から翌年の4月頃までをユース育成強化月間として定め、広くアジア太平洋地域の若者育成に取り組む活動です。日本では例年この期間になると学生たちは合宿の開催や、街頭募金、ハビタットのボランティアプログラムである「グローバル・ビレッジ」や国内居住支援「プロジェクトホームワークス」をはじめ、大学キャンパスを拠点に地域のボランティア活動に取り組むなど、各々が主体的に行動し、活動の啓発を行っています。昨年度はこれらに加えて、212日(水)13日(木)の二日間にわたり、東京・代々木にてハビタット・ジャパン事務局が開催したユースリーダー育成を目指したユーストレーナー研修に参加しました。このユーストレーナー研修は、ハビタット・フォー・ヒューマニティがアジア太平洋地域の若者を対象に取り組む若者育成の一つです。(詳しくはこちら

アジア太平洋地域全体では、昨年度のキャンペーン期間を通して、3,170世帯に支援を行い、その内233家族の住宅建築に学生たちが参加しました。今年で10周年を迎える本キャンペーンは、これまでに33,000もの世帯への支援を実現してきました。

今年の初めからコロナの影響を受け、日本の学生も他国の学生と同じく、オンラインで授業を受けるほか、自粛生活によりボランティア活動の機会が減るなど、厳しい時間を過ごしています。それでも、ハビタットのキャンパスチャプターとして「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を目指し、オンラインで活動を続け、メンバーを募り、身近な地域の活動にボランティアとして参加するなど、精力的に活動への取り組みを続けています。

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