バンク・オブ・アメリカ・グループは、各国のハビタット・フォー・ヒューマニティによる取り組みを30年以上支えるグローバルサポーターです。毎年多くの社員ボランティアが世界中のハビタットと協働し、住まいとコミュニティに関わるボランティア活動に取り組んでいます。この取り組みの一貫として、日本での活動が今秋初めて実現しました。 気持ちの良い秋晴れとなった10月15日、バンクオブアメリカ・メリルリンチの社員ボランティア16名が、東京都町田市にある児童養護施設に集まりました。40年前に建てられたこの施設は内壁が当時のままなため、塗装の一部が剥がれたり汚れるなどの老朽化が目立っていました。そこで、バンクオブアメリカ・メリルリンチの社員ボランティアと共に、ハビタットは子ども達がより気持ちよく生活を送れるよう、施設内部のペンキ塗りを行いました。 「塗装は養生や下準備が大切」といわれるように、まずは丁寧に壁をふき、塗装が必要ないところは細かいところまで養生テープやシートで覆うなどの作業から始まりました。下準備が終わるといよいよローラーで塗装をスタート。くすんでいた壁はあっという間に見違えるような明るさを取り戻しました。 この日は学校がお休みだったこともあり、施設に住む子どもたちはボランティア活動に興味津々です。その様子を見に来る子もいれば、屋外に用意したハンドペイントでボランティアと一緒に絵を描く子どもたちもいました。 広い廊下の塗装が半分終わる頃にはお昼の時間を迎えました。お昼はバンクオブアメリカ・メリルリンチから提供された食材でバーベキューが行われました。施設で暮らす40名もの子どもが集まり、お肉は焼いたそばからどんどんなくなる盛況ぶり。バーベキューのあとには子どもたちから歌のプレゼントがあり、素敵な交流の時間となりました
ハビタットは家を建てるだけでなく、そこに住まう人々の生活環境の向上やボランティアとの交流を通して「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現を目指しています。