岩手県大船渡市(2012年)、宮城県東松島市(2013年)、宮城県美里町(2014年)、宮城県涌谷町(2014年)に続き、宮城県大郷町で11月よりホームリペア(住宅の修繕)支援を開始します。

ホームリペア新着-thumb-200x150-8379.jpgハビタット・ジャパンが宮城県内陸部でホームリペア支援を開始して、9ヶ月ほどが経ちました。大船渡市や東松島市などの沿岸地域で2011年より活動をしていたハビタット・ジャパンが、内陸部でホームリペア支援を始めるきっかけとなったのは、現地の方々から寄せられた声でした。

沿岸から離れた地域は、震災時に津波の被害を受けることはありませんでしたが、震度6強の地震災害で大きな被害を受けた住宅があります。しかし、震災後は、津波で大きな被害を受けた地域に支援が集中する傾向がある一方、内陸部に暮らす方々には十分な支援が行き届きませんでした。その結果、復興支援から取り残され、今でも破損したままの家屋で暮らす方々がいます。「安心して暮らせない我が家」を「心のよりどころ」に変えるため、美里町、涌谷町に続き、大郷町でもホームリペア支援に取り組みます。

2011年の震災以来、ハビタット・ジャパンが協力して修繕した家屋数は210軒を超えました。そのために、皆さまの温かいご支援、ご協力をいただきありがとうございました。今後も、復興支援ボランティアや支援募金を通じて、東北における復興支援へのご協力をよろしくお願いいたします。

※この支援はHFH GermanyやADH(Action Deutschland Hilft)などの協力で行っています。