7月9日、ハビタット・ジャパンのスタッフが東京都立青山高等学校を訪問。国際協力に関するワークショップを実施しました。
しぶやボランティアセンターと同校からの依頼を受けての開催となった今回のワークショップ。「奉仕の時間」1時限分をワークショップにあて、1年生270名を対象にボランティア活動について、そして、その一例としてハビタット・ジャパンの取り組みについて紹介しました。まず、しぶやボランティアセンターのスタッフがボランティア活動とは何なのか、そのあり方について説明。参加者は、ボランティア活動は気持ちと行動力があれば誰でも取り組めるものだとの理解を深めました。
続いて、実際の活動を紹介するためハビタット・ジャパンのスタッフがスピーカーとして登壇。ハビタットの活動の背景にある世界の貧困住居問題、そしてこの問題に対するハビタットの取り組み、またその一環であるボランティア活動について、写真やイラストを交え分かりやすく説明しました。世界各国における様々な活動、そしてボランティアと共に築き上げる自立支援の仕組みなどトピックは多岐に渡り、日常生活の中では中々触れる機会の少ない話題に触発された参加者からは、多くの質問が寄せられました。
ワークショップを通じて、国境を越えたボランティア活動をより身近な存在として感じることができた参加学生たち。国際化がますます進む今日、そして東日本大震災を経て助け合うことの大切さが再認識される昨今にあって、グローバルな視点を得、また利他的であることの大切さを知る1時間となりました。
ハビタット・ジャパンでは、ユースプログラム(若者育成プログラム)の一環として、ハビタットの取り組みを題材にしたワークショップを実施していきます。詳細はこちら(info@habitatjp.org)までお問い合わせください。
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★バックナンバー(過去のワークショップ実施レポート)
○【依頼受付中】ハビタット・ジャパン国際協力ワークショップ
○横浜市立横浜商業高等学校訪問レポート (2011年春・秋)
国際協力ワークショップ実施レポート(東京都立青山高等学校)
2012/07/17