2018年11月にハビタット・ジャパンは法人設立より15周年を迎えます。同じく今年、様々な国でハビタットの取り組みを支えるヒルティの日本法人である日本ヒルティ株式会社は創立50周年を迎えらました。11月2日、日本ヒルティによる50周年記念式典が開催されました。本式典にはハビタット・ジャパンから理事長セシリア・ビルギッタ・メリンが出席し、ヒルティによる日本での社会貢献活動を共に築いたパートナーとしてヒルティ財団の名誉会長であるマイケル・ヒルティ氏よりハビタット・ジャパンに記念品と日本での活動に新たなるご寄付が寄せられました。
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リヒテンシュタイン公国に本社を置き、建設用の工具・材料を製造・販売するグローバル企業であるヒルティとハビタットの関係性は、2006年にアメリカでの社員ボランティア活動からはじまりました。その信頼関係をベースに、東日本大震災を機に2013年にハビタット・ジャパンへの支援が決定し、正式なパートナーシップが組まれました。以来、東日本大震災の復興支援事業に対する多大なるご支援に加え、日本ヒルティの社員ボランティアチームが東北の事業地を複数回訪れ、被災した地元の住民の話に耳を傾けながら、ボランティアとして活動に参加くださいました。
パートナー関係は、2014年にはさらに広がりをみせ、海外建築ボランティアプログラム(グローバル・ビレッジ・プログラム)に参加する学生ボランティアに対して、毎シーズン建築現場での安全管理講習を実施してくださるほか、建築現場で使用できる軍手を一人一人のボランティアに寄贈いただいています。さらに、2017年4月に始動した国内居住支援「プロジェクトホームワークス」にもご支援いただき、建設・工具に携わる企業としての知識と技術を生かして、社員ボランティアがシェルターの修繕活動に参加くださいました。
マイケル・ヒルティ名誉会長が社会貢献について述べられた「私たちの目標は困難な状況にある人々を支援するだけではなく、自助の為の支援を提供することで生活改善に役立つことです」というお言葉は、ハビタットが目指す取り組みと同じ方向を向いています。50周年を機にお寄せいただいた新たなご支援は、ハビタット・ジャパンによるシェルターの改修や、高齢者・障がい者世帯への居住環境改善の取り組みに大切に使わせていただき、ヒルティと共に一人でも多くの方々に健全で豊かな生活を営む基盤を築いてまいります。
日本ヒルティの皆様、あらためて50周年おめでとうございます。より良い未来を築くための多大なるご支援に、心より感謝申し上げます。