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2008年5月2日から3日にかけて、ミャンマー中部・南部を大型サイクロンが直撃。死者・行方不明者合わせて14万人を超え、80万人が避難民としての生活を余儀なくされています。また、被災住居も多く、とくに被災の中心部となったデルタ南部での家屋倒壊は95%にも上ると報告されています。
<被災状況詳細(推定・2008年5月11日時点)>
総被災者数 240万人
国内避難民 80万人
死者 8.5万人
行方不明者 5.5万人
傷病者 2万人 (Source:国連人道問題調整事務所)
現在、ミャンマーにはハビタットのオフィスはなく、国際NGO「ワールド・コンサーン」(World Concern)の協力を得て支援を行っています。ハビタットとワールド・コンサーンとのパートナーシップは、2004年のインド洋大津波以降本格化し、現在ではアジア各国で連携して支援を行っています。
ワールド・コンサーンは、1995年からミャンマーで活動しており、ミャンマー国内に200名以上のスタッフを置いています。主な活動として、水へのアクセス確保、小規模金融、HIV教育およびHIV/エイズ患者のケア、農業の持続的発展を通じた食糧確保などを行っています。
現地の報告では、被災地では、シェルターおよび飲料水の不足、そして汚水から発生する伝染病等の問題がいっそう深刻になってきており、早急な対応が必要となっています。
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