421日、ハビタット・ジャパンの施設修繕プログラムをご支援くださるベントール・グリーンオーク株式会社の社員、総勢22名もの方が、ボランティアとして修繕活動にご参加くださいました。

活動先となったのは、神奈川県大磯町にある児童養護施設「エリザベス・サンダース・ホーム」です。同施設でのフェンス修繕や環境整備などのボランティア活動に昨年初めてご参加くださり、今年は、施設内で最も老朽化している男子寮の一つでハビタットが取り組む修繕をご支援くださっています(詳細はこちらをご覧ください。)

ボランティア活動当日は、同施設で取り組みを進める子ども達の個室となる居室作りにご参加いただいました。組み立てを終えた8つの個室「やぐら」の仕上げ作業をはじめ、各居室に設置する家具の組み立てにご協力をいただきました。やぐらは木製のため、子ども達の手が触れやすい箇所にヤスリを入念にかけていただいたほか、施設スタッフの要望を受けて、壁にモノが掛けられるよう有孔ボードを追加するなど、細かな補修と仕上げ作業を行いました。その他にも、新調したベッドと棚、そして勉強机の組み立て作業にご協力いただきました。

半日と限られた時間でしたが、グループに別れ、それぞれが得意とすることを担当することでチームワークを発揮し、やぐらの仕上げ作業を全て終えることができました。そして、全員で各個室となるやぐらを定位置に移動させ、部屋の全貌が完成しました。

新調した家具が備え付けられた子ども達一人ひとりの居室で、子ども達が生活を始めるのはもう間もなくです。「やぐら」をコンセプトにデザインし設計された個室は、子ども達のプライバシーを守り、体を休め、明日への活力につながる大切な空間です。

ベントール・グリーンオーク株式会社の皆さま、昨年に引き続き継続的なご支援、またボランティア活動にご参加くださりありがとうございました。