3月1日、一般募集チーム "Japan Hope Builders10-1" がタイ/バンコクでの住居建築活動を終了し帰国しました。今回、建築作業を行った4日半を通して天候に恵まれ、成田空港で初めて出会った緊張など何のその、初日から全国各地から集まった11名(大学生7名、社会人2名、+ハビタット日本人スタッフ1名&添乗員1名)が、限られた時間の中で素晴らしいチームワークを発揮して、当初予定していた全作業を完了させました!
                                         
【写真左】ホームオーナー旧家と汚水路 【写真中央】作業開始時 【写真右】土台作りのための砂利運び
 
今回のワークサイトには、もともと汚水が流れる用水路があったため、この土地をしっかりと踏み固め建築作業が出来るまで半年以上の期間を要し、今春ようやく活動を開始するに至りました。その記念すべき作業1日目、そして2日目は床となる土台作りと、壁となるブロック積みを並行して実施。ホームオーナーであるJamlongさんも一緒にセメント作りを行い、新生活の第一歩となるこの日をチームと共にお祝いしました。
作業3日目の午後には、これまでの日本人ボランティアチームが建ててきた住居を見学し、その後、建築サイトから15分程離れた地元小中学校を訪問。全校生徒が600名もいる大きな公立学校で、その大きさと子供たちの元気の良さと熱烈な歓迎にメンバー全員、最初はちょっと圧倒されましたが、みんな一緒にゲームをしたり、折り紙を折ったり、大縄跳びをしたりと、すぐに打ち解け、あっという間でしたがとても充実した交流時間を過ごしました。
                                           【写真左】壁となるブロック積み   【写真中央・右】小学校にて子供たちと大縄跳び&サッカー
作業4日目は、既に仕上がった屋根の下(初日には一部しか完成していなかった...)、セメント作り、そしてブロック積みを中心に外壁を仕上げる作業を着々と行い、家の骨格となる土台そして壁4面をほぼ完成させることが出来ました!今回、女性参加者70%と、力仕事を任せる男性陣が少ない中、完成にこぎつけることが出来たことは非常に大きな収穫でした!!
作業最終日は床となる土台へのコンクリートの流し込みと外壁の最終仕上げを行い、午後には、ハウスデディケーション(家の贈呈式)、そしてホームオーナー家族そして一緒に汗を流した地元大工さん達とのお別れパーティーを行いました。壁には、メンバー全員の(大工さんたちも日本語で!)名前を刻みました。ホームオーナー家族の入居は、電気水道の配管、トイレ設置などあと1ヵ月程度の細かい作業が完了した後になる予定です。


【写真左上】窓枠上のブロック積み 【写真中央上】土台基礎のワイヤー張り 【写真右上】外壁のコンクリート作り&塗り 【写真左下・中央下】作業4日目・最終日 【写真右下】作業終了後ホームオーナー家族、大工さんと一緒に
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★次回募集について: 今夏の一般募集チーム「Japan Hope Builders」(8?9月頃活動予定)の募集は、5月以降の案内を予定しています。詳細は決まり次第、HPにてご案内します。普段は個人で参加するのが難しいハビタットの海外住居建築活動(GV)。あなたの参加をお待ちしています!
★バックナンバー(過去の活動リポート)
≫2009夏 Japan Hope Builders 09-2 活動終了!
≫2009夏 Japan Hope Builders 09-1 活動終了!
≫2009春 Japan Hope Builders 09-1 活動終了!
≫2008夏 Japan Hope Builders 08-1 活動終了!
★関連記事...
≫2010春 Japan Hope Builders 参加者募集開始!
≫過去の参加者体験談はこちら(地球の歩き方ボランティアのページに移動します)