12月6日、京都・新風館で国際協力イベントHOT STEP'09(ホット・ステップ)が開かれ、ハビタット・ジャパンも出展しました!
HOT STEPは、「わたしの100歩よりみんなの1歩」というテーマの下、より多くの人に世界の貧困と自分とのつながりを感じてもらい、その解決へ向けた一歩を踏み出してもらいたいという気持ちを込めたイベント。今年で3年目を迎えました。ハビタットのCC(キャンパス・チャプター)であるRitsHabitatも企画・運営に参加。大学生が地域から国際理解や国際協力の大切さを訴える、そんなHOT!なイベントです。
ハビタット・ジャパンのブース(ハビ・ブース)では、立命館大学、京都外国語大学、関西学院大学、関西国際大学の4つの大学から、15人以上の学生ボランティアが参加。みんなが、「ハビタットのことや世界の貧困住居問題の存在を知ってもらいたい」、その解決へ向けた一歩として「グローバルヴィレッジプログラム(海外住居建築活動)へ参加してもらいたい」という意気込みで、来場者に楽しく熱く説明していました。

また、ハビ・ブースでは、"What's home for you?"(あなたにとって家とは?)と題した世界地図のボードを置いて、来場者に、「家」というものから思い浮かぶイメージを書いて貼り付けていってもらう企画も!普段、家があるということが当たり前になっているせいか、「一言書くだけなのに、何も思い浮かばないです...」「世界には帰る家もない人、いるんですね...」といった感想も口々に聞かれました。

さらに、ハビ・ブースでは、説明や企画を通じて知ってもらった住居問題への意識を、そのときだけのものにしないで、家族やいろんな人と共有してほしいという思いから、2010年ハビ・カレンダーを販売。1日で用意した70部すべて完売しました!

イベントも、ハビ・ブースも、その多くが大学生の力で実現、成功したHOT STEP。誰かの心に何かが残った、日本の未来が少し楽しみになるような、そんな空間。来年もまた出展したいと考えています。