20183月東京
路上や公園での生活、あるいはインターネットカフェなどで寝泊まりしている状態から抜け出そうとする人たちにとって、一時的に入れるシェルターは、心と身体を休める大事な場所です。トイレ、お風呂、キッチンがあり、炊飯器や洗濯機など生活に必要な最低限の備品がそろった場所で、誰しもに当たり前であるべききちんとした生活を取り戻し、そこから新しい一歩を踏み出します。

先日、ブルームバーグL.P.社(東京)のボランティアチームが、ハビタットが連携するつくろい東京ファンドが運営するシェルターの環境改善を実施しました。ブルームバーグL.P.社は、世界中でハビタットの活動を支える強力なサポーターです。

今回、6名のボランティアが、シェルターの屋上に設置されている2台の共用洗濯機の足場の補強、各部屋に置く収納棚と大きめのゴミ箱のDIY制作、雨漏りしていた部屋の天井のペンキ塗装を行いました。

短期間滞在するシェルターですが、数週間から数か月の間利用する入居者にとってはここが一時の「ホーム(我が家)」です。ハビタットの活動を支えるボランティアの協力が定期的にあることで、その生活環境が改善されます。

この度のご協力により、また一歩、シェルターを住みやすく安心できる場所に改善することができました。

ブルームバーグL.P.社のボランティアの皆さん、ありがとうございました!
ハビタット・ジャパンはこれからも、個人宅やシェルター等の修繕や、片付けのボランティアや見守りを通じ、住まいに困りごとを抱える方を多角的に支えていく活動を行っていきます。