今日(3日)は5時半起床。6時に民宿を出発。7時45分輪島駅に集合し、日本財団・黒沢氏と会う。全壊住宅の家財道具を行政が準備した倉庫に運ぶ作 業に従事。この家の方は震災時住宅内にいて被災した。「けがは幸いになかったが、生きた心地がしなかった」と いう。行政はボランティアにこのような仕事はあっせんし ない。が、現場では大変必要な仕事である。
今回の震災ボランティアは行政主導であるが、それでは機能するはずがない。行政と民間との協力が絶対必要である。11時半、輪島のボランティアセンターに行って、ハビタットのことをよく知っているコーディネーターと話し合い、市役所で相談した方がいいとのことで、向かう。
2階で石川県の建築士会が昨日から窓口を開設。しかし、被災者の47%が高齢者、とりわけ女性のお年を召された方々が多いと聞く。市の窓口で待つのではなく、専門家が歩いて現場を見ながら判断しなければならないと思う。何かが違う感じをうけた。午後から、三村さんがボランティアしている(社会福祉法人)AJU自立の家・車いすセンターの菅沼さんと会う。避難所のパーテーションを組み立てることと、室内トイレの仕切りを作り直す。4時半ごろに作業が終了。
【謝辞】
今回の能登半島地震で被災された方々への支援協力を呼びかけたところ、現在までに寄せられたご支援は以下の通りです。本当にありがとうございました。寄せられたご支援は公正、適正に被災者支援のための現地での活動に役立たせていただきます。記して感謝の意を表します。(敬称は略させていただきました。前回分の再掲を含みます。)
【義援金】
3月30日 イエズス会社会司牧センター 50,000円
3月31日 氏名不詳 20,000円
4月2日 伊藤 礼 10,000円
4月2日 施 治安 3,000円
4月2日 奥谷浩一 10,000円
【物資提供】
4月2日 株式会社コスモスイニシア(コスモスグループ)
二次災害防止用ブルーシート 250枚
◆バックナンバー
- 【能登半島地震】 第4報
- 【能登半島地震】 第3報
- 【能登半島地震】 第2報
- 【能登半島地震】 第1報
- 【緊急】「能登半島地震」被災者支援を開始
【能登半島地震】 第5報
2007/04/04