ハビタット・ジャパンは、児童養護施設や母子生活支援施設の住環境改善を目的とした「施設支援」プログラムの一環として、神奈川県茅ヶ崎市にある児童養護施設「子どもの園」の裏山、通称「森のテラス」を活用した「プレイグラウンドプロジェクト」を展開しています。2026年3月、「森のテラス」の最も高いエリアを整地し、2つの遊具「ドキドキ橋」と「丸太ステップ」が設置されました。

2つの遊具の手前側は、施設の希望により子どもたちが走り回ることができる広いスペースを確保しています。しかしこの場所は裏山を整備して作った敷地であるため、そのままの状態では雑草が生い茂る環境でした。そこで、遊具周辺一帯に除草シートを敷設した上で、クッション性のあるウッドチップを敷き詰める計画としました。これにより雑草の発生を防ぐとともに、転倒時の衝撃が和らぎ、子どもたちが安全に走り回ることのできる環境となります。

411日、ブルームバーグ、J.P.モルガン、デュポン・スタイロの3社から総勢20名のボランティアにお越しいただき、遊具の周辺の除草シートの敷設とウッドチップ散布にご協力頂きました。

当日は強い日差しの中での作業となりましたが、参加者は企業の垣根を越えて声を掛け合い、交流を深めながら、2つのチームに分かれて作業に取り組みました。除草シートチームは、重くて長いシートを運び、シートを広げ、ピンで固定する作業を力を合わせて進めた結果、予定より早く敷き終えることができました。

もう一つのチームは、遊具横に搬入されたウッドチップの山から、運搬用の一輪車や大きな袋にウッドチップをスコップで移し入れ、除草シートを敷き終えた遊具周辺に運び、敷き詰める作業に取り組みました。作業の後半には除草シートの敷設を終えたチームも合流し、力を合わせて、遊具周辺のウッドチップの第一層を敷くことができました。

活動終了後は、第一期で整備されたキャンプサイトにあるピザ窯でピザを焼き、施設の子どもたちとの交流の時間が設けられました。子どもたちからは焼きたてのピザを頬張りながら「おいしい!」という嬉しそうな声が聞こえてきました。また、施設で暮らす中高生の中には、多国籍のボランティアと積極的に英語でコミュニケーションを取る姿も見られ、ボランティアの皆さんにとっても大変楽しいひとときとなりました。

ボランティアの方からは、「シート敷きやウッドチップ撒きに加えて、交流の時間など、盛りだくさんの活動でしたが、企業の垣根を越えて協力し合うことで、スムーズに進んだと思います。また、ピザを食べていたときに、子どもたちの方から私たちに気さくに話しかけてくれたのも嬉しかったです」といった声が寄せられました。

今回の活動で遊具周辺の除草シートを敷き終えることができましたが、ウッドチップの散布作業は、今後もボランティアの協力をいただきながら行う予定です。引き続き、5月の整備完了を目指し、取り組んでまいります。今回ご参加いただいたボランティア皆さまに、心より感謝申し上げます。