11月29日、神奈川県茅ヶ崎市の児童養護施設「こどもの園」にて、ハビタットが進める「プレイグラウンドプロジェクト」第二期で整備完了した「森のステージ」で、ヘンケルジャパン株式会社の社員によるボランティア活動を実施しました。
「プレイグラウンドプロジェクト」は、施設の裏山を活用し、子どもたちの健やかな成長を後押しする空間を創出する取り組みです。今回の活動では、第二期の整備計画で新設された「森のステージ」で、子どもたちの表現力や情緒を育むために利用する紙芝居フレームの制作にご協力いただきました。
当日は、事前に設計した大型の木製フレームの組み立てにご協力いただいたほか、子ども達の興味を引き出せるよう、フレームに装飾を行いました。「この組み合わせ、子どもたちが喜びそう!」「どうしたらもっとワクワクするフレームになるかな?」といったアイデアがボランティアの間で自然と飛び交いました。完成したフレームは、森をテーマに落ち葉や木の実、松ぼっくり、どんぐり、小枝などの自然素材で装飾された、温かみのある表現豊かなフレームに仕上がりました。
さらに、施設敷地内の土地を整備し、花壇へ改良する作業にも取り組みました。ご参加くださったボランティアからは、「普段業務で接点の少ない他部署のメンバーと協力しながら作業できたことで、新しいコミュニケーションが生まれたのがとても良かったです」「このような活動を通じて子供達の未来と次の世代に受け継がれてゆく輪が広がっていくことを体感出来てとても素晴らしい経験でした」といった声が寄せられるなど、子どもたちが暮らす場を訪れ、子ども達の成長する姿を想像しながら活動することで、支援の意義が伝わる機会となりました。
ヘンケルジャパンの皆さま、紙芝居フレームの制作に加え、接着材の提供、土地整備にご協力くださり、ありがとうございました。
