11月22日、秋晴れの空の下、神奈川県茅ケ崎市の児童養護施設「子どもの園」で、ハビタットが進める「屋外設備整備プロジェクト」第二期の整備がすべて完了しました。今回の活動を力強く支えてくださったのは、プロジェクト初期から継続的にご協力いただいている日本キヤリア株式会社の皆さまです。総勢28名が参加し、4度目となるボランティア活動を実施しました。
当日は、チームに分かれ、3つの作業を行いました。1つ目は、ステージの設置作業です。残されたスペースに木目調の石製タイルを一枚ずつ丁寧に貼り付け、隙間にモルタルを埋め込みました。こうして長さ10m、幅5mの「森の中のステージ」が完成しました。
2つ目に、斜面の緑化整備にご協力いただきました。盛土に杭を打ち込み、木製パネルをビスでしっかり固定し、斜面に花の種を植えました。体力を要する作業でしたが、声をかけ合いながら着実に進め、安全で美しい空間へと生まれ変わりました。
最後は、斜面に設置した丸太ベンチの仕上げ作業です。長く安心して使えるよう、丸太に防腐剤を3度塗りする必要がありました。傾斜地で足元が悪い中での作業でしたが、ボランティアの皆さん協力のもと、予定通り全ての作業を終えることができました。
同社代表取締役社長の久保様からは、「訪れるたびに裏山が変化していくので、毎回の活動が楽しみです。社員が共にボランティア活動を行うことが、良いチームビルディングの機会ともなっています」との感想をいただきました。今回の取り組みは、地域社会への貢献だけでなく、チームの絆を深める場としても大きな意義を持つことを再確認しました。
「子どもの園」は第二期の整備を全て終え、来年はいよいよ第三期となる遊具設置に着手します。プロジェクト完了に向け、引き続きのご支援と新たなご協力を心よりお願い申し上げます。改めて、日本キヤリア株式会社の皆さまに深く感謝いたします。
